個人の趣味でゲームを作り続ける人たち

今まであまり気にしていなかったのだけれども、東方プロジェクトの体験版にも「おまけ.txt」が付いているのね。しかも CD版と違う文面が。
毎度、弾幕シューティングというジャンルの存在意義とか、自分のためのゲーム作成とか、そんなあたりがいつものひねた文章で書いてある次第。
おやっ、と思ったのが「東方永夜抄の体験版」に入っていた「おまけ.txt」。
ゲーム作成におけるプログラマの立場と作品性といった事について書き殴ってあった。素地が無い人がみたら、会社に入って仕事でゲームを作る事に対する不満をぶちまけている様に見えて、なんじゃ?と思うかもしれない。
が、私にとってはすんなりと理解することができた。まーそういうことだ。

ところで、コンピューターゲームと未だに一括りにされることが多いが、ゲームの指向性として「実は(実写)映画が創りたかったゲーム」と「実はアニメが創りたかったゲーム」と「実は漫画が創りたかったゲーム」といったのがあるんじゃないかと思う。
アメリカでは「映画」以外にあまり興味がないし、日本ではなんのかんのいっても「アニメ」と「漫画」に戻ってくる。
今時、会社に入って市場で売るようなゲームは「映画」か「劇場版アニメ」になってしまう。
そうじゃなくて作家が一人で描く「漫画」のようなゲームもそういうものなのだと意識したほうが良い。

ま、何が言いたいかというと全部が全部「映画」にはならないし、して欲しくないということだ。
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