みんながコレで燃えた! PC-8001/PC-6001

私は 8bit パソコンの時代をよく知ってはいるが、その時主流であった NEC の PC-8001 シリーズではなく、SHARP の MZ-80 シリーズのシンパであった。
その後も X1、X68000 のほうへと進んでいったので、NEC の PC-8001/6001/8801/9801 といったマシンには思い入れがなかったりする。
なので ASCII が出した「永久保存版 みんながコレで燃えた! NEC 8ビットパソコン PC-8001・PC-6001」という長ったらしいタイトルの書籍にも特に思うところ無く、フーン( ´_ゝ`)といった感じで GRAZE していた次第。

今日出かけた際、なにげに件の本を手にとってパラパラと眺めてみた。
すいません、私が間違っておりました。即刻買わせて頂きます。
レジへ B ボタンダッシュ。

PC-8001/6001 の解説懐古やエミュレータなんかは先出の理由で興味が薄いのは変わらないのだけれども、あの頃輝いていた人たちへのインタビューが感涙もの。
中でも「芸夢狂人」氏は我が心のカリスマであらせられる。直前でインタービューを受けている中村光一氏よりも芸夢狂人さんのほうがより強烈な存在だったのよね。
今でも二人が活躍したころの「I/O(雑誌の名前)」は実家にあって、宝物でもある。
ちょうど先日レトロゲームのサイトを巡っていて、その先にあった芸夢狂人氏のサイトで現在はお医者さんとして活躍されているというプロフィールを読んでいたのだけれども、そのへんの詳しい経緯も今回読むことができた。
国家試験のために I/O への投稿を休止して、その後ブランクを開けてエニックスで活躍を始めたあたりとか、リアルタイムで見てきた人間ですからねえ。
私が「ジーザス」が好きなのは、すぎやまこういち氏の音楽だけでなく、当時としては先鋭だった映画的ストーリーでもなく、芸夢狂人氏のプログラムだからというのがあったりするのですよ。

「スペースマウス」は名作です。

尊敬するカリスマ制作者、今だと ZUN氏ということになるのかのう。

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