D・L・P!D・L・P!

ごろ寝テレビ環境とか、迫力ゲーム環境といったものを追い求めて HMD (ヘッドマウントディスプレイ)を昔からいくつか試しているが、案外迫力がなかったり必要以上に目が疲れたりと散々な感じであった。
結局のところ、アニメやゲームに最適なデバイスとしてご愛用なのが「ブラウン管テレビ」と「ライトプロジェクター」の二つで、色々試したがここに落ち着いた感がある。
テレビはまあともかくとして、プロジェクターの方だがこれが結構良いのですよ。狭い部屋では色々工夫は必要だし、視聴時周囲の明かりを落とさなければならないといった事はあるけれども、割と安価に大画面が楽しめる。しかもあんまり疲れないときたもんだ。

でまあ、これまでは「プロジェクターがある生活がどんなものか試してみたい」といったノリでクラス的には最下位の荒くて暗い東芝「ビデオボール」を使っていた次第。安価で入手した中古品。
これでも不満はそうなかったのだけれども、画素が荒くてアドベンチャー系のゲームだと文字がつぶれて読めないとか、光源が暗いので本当に室内の明かりを全部落とさないと駄目だとか、色々と弱い事は事実。
最近のプロジェクターはさぞかし綺麗なんだろうなあと思いを馳せる事しきり。で、奮発して買ってきちゃいましたプロジェクター。未来の俺、ありがとう。
といってもデータプロジェクタの一番安いところで、SVGA(800×600)画素しかないのですが。しかもデータプロジェクタなんで、映画を見るのに適しているかというとそうでもないのだが、そこまでは気にしない。まあ、PC をつなげるのでむしろ良いのだけれども。

こいつ(HPのsb21)が液晶プロジェクタじゃなくて、DLPプロジェクタなのよね(Digital Light Processing)。
会社で会議に時に使ったりするやつが液晶の奴ばっかりなんで、DLP の画像が見てみたかったのよ。液晶だと「光を遮る」といった抵抗型でどうしてもその遮る程度に限界があるのだけれども、DLP はマイクロミラーの角度で「反射する、しない」でもってコントロールするので光が減衰せずにレンズに届く。だから DLP の方がコントラストが高いとされている。
まあ、細かい理屈は譲るけれども、DLP 特有とされる中間色のざらつきなども実際に目にして「なるほどー」などと感心する。

しかし「ビデオボール」なんか比べものにならないくらい明るいですなあ。
蛍光灯の照明を落とさなくてもスクリーンに映った映像が見えるよ。

一口メモ。
60インチスクリーンに投影してギャルゲーをプレイすると、キャラクターがほぼ等身大に映る。
—–




You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed.

Leave a Reply