膨らみすぎた風船は割れる

私個人としては既に恒例になっている感はあるが、また成田香車の所へ行って奴のエロ漫画にベタを塗ってきた。つまりアシスタントモドキだ。
実際に行ったのは先日 14日の夜から翌朝にかけてなんだけど。
どーせ 1日程度だから大した作業ではないんだけど、流石に普段ペンを持つことがないから指が痛くなる。トーンカッターの時はそんなでもないんだけどなー。

ま、そんなのはともかく、奴の所にいったついでにこないだの逮捕騒動となった松文館のビューティヘア先生の漫画を見せて貰う。(騒動の直後に買っておいたらしい)
あー、確かにこの甘消し(網点トーンですけすけの消し)はナニやのう。
ここしばらくのエロ漫画業界の消しは薄く狭くなる一方で物によっては無修正というのも数多くある。流石にここ 2年ぐらいは目に余るものがあったので、そのうちなんらかの手入れがあって厳しくなるんじゃないかなーとは思っていた。そして一時的に規制が厳しくなるのだが、またほとぼりが冷めた頃に甘くなっていくのだ。だいたいそんなことを5〜6年周期ぐらいで繰り返しているものである。
ちなみに漫画自体は劇画系でむっちり汁々な感じで興味の対象外だった。成田的にもお気に召さなかったようだ。

今回の逮捕騒動は漫画というメディアに「猥褻物陳列罪」が適用されたというところが焦点で、考えようによっては恐ろしい発展をしかねないところにある。でもまあ業界的には仰天動地というわけでもなく。
それなりに理由があるかららしいけど。
でも消しはちょっと強化されているよ。というか普通に戻っただけか。

どっちかというと「今のうちにやっとけー」的な幼物の乱作の方が目に余ってしょうがない。あれはやめとけって、やるなとは言わないしむしろ受け入れる側だったりするけど、行き過ぎは良くない。最終的に自分の首を絞めるだけだから自主的にブレーキかけて徐行運転しておけって。




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