キーボードのお話

ちょっと前まで「チェリー軸以外はキーボードに非ず」的な勢いだったけれども、最近はそうじゃないよというお話。

四六時中 PC の前に張り付いていて何かしている私であるが、プログラマーとしてソフトウェア開発を業務にしていることもあって PC というのは「職人にとっての仕事道具」でもある。
職場での PC はもちろんなのだけれども、自宅で使う PC でも職人としてのこだわりを持っていたいと思う次第。
PC本体は言うに及ばず、入出力装置にはお金をかけて自分になじむものを用いるべきだという考えである。
要するになにかというと「キーボードやマウス(とペンタブレット)は惜しまず気に入ったものを使いましょう」ということですな。

めっちゃ昔、1990年代前半はメカニカルキーボードが大好きだった。
キーを押し込むとカチンと音がする奴。あれをカチカチやっているとオペレートしている気分になって楽しかったから。
楽しいのは良いのだけれども、クリック音のするメカニカルキーボードはその音が許容できるかどうかにもかかってくる。平たく言うと、深夜使っているとうるさいのよね、キークリック音が。
なのでそれ以降、キータイプ音は静かなキーボードしか使わなくあった次第。

1995年前後はエルゴノミックスキーボードがお気に入りだった。
キーボードの真ん中で分離して左右に分かれている奴。手を置くとハの字になるようなの。
エルゴノミクス型は机の上で広い場所を必要とするのと、数が少なくて入手性が良くないのとであまりこだわらなくなった感じ。

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机の上問題が顕著になったあたりからテンキーの無いコンパクトキーボードがお気に入りとなった。
HHK Lite とかそのあたり。
写真はぷらっとほーむが発売していた富士通コンポーネントのキーボード。これはかなりお気に入りで長いこと使っていたと思う。
90年代は OS/2 warp から Windows2000 のあたりまでずっと英語配列キーボード派だったのです。英語配列でかつ「Aの隣がControl」というものに随分こだわっていたっけな。
Macintosh も「2の上が@」という配列がメインだったので「Pの右に@」な配列は避けるようにしていた。
けど、結局そのへんは「会社のキーボードがJIS配列」というのでどっちにも慣れていて、そのうち「どっちでもいいや」となった末に「入手性の良さからJIS配列で良いよね」といった感じに変化していった。

この富士通コンポーネントはそうでもないけれども、HHK Lite はメンブレンの押し込みバネがちょい堅めで長時間打鍵しているとだんだん手首が痛くなってくることに気がついた。
そもそもで2000年を過ぎたあたりからあらゆる場面で打鍵数が多くなっていることに気がついてきた。
プログラムもプロジェクトあたりのソースコード文字数が数万から数十万に膨らんでいるし、Blog の記事も3000文字から10000文字とか、どんどん長くなっている印象。
そんなに打鍵していたらそりゃ手指の疲労にもなるわな的な感じで、ストロークの重くないキーボードに重点をおくようになった。

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打鍵感とストロークの適度な軽さということで気に入ったのがチェリー軸の茶軸だったので、しばらくそればかり使っていた。
具体的には FILCO の Majestouch シリーズで 2台くらい使いつぶした。

この頃は「茶軸以外は俺が欲するところではない」と厨二病のごとく執着していたのだけれどもさらに増していく日常の打鍵数にまたじんわりと手首が痛くなる場面が多くなっていく。
そんな打鍵数をこなすうちに「あー、これはストロークが深いと疲れるのか」とわかってきたので、愛用の茶軸を離れストロークの浅いペチャペチャメンブレンを愛する様になっていくのであった。
チェリー軸キーボードは今でも好きだし嫌いになったわけでは無いけれども、最適かと言われるとそうでもないかなーと考えはじめたわけですな。
そもそもでノートPCで執筆作業を行っているライターや小説家というのも多いわけで、あの浅いキーボードがタイピングに向いてないというわけでは無いはずである。プログラマーだけが深いストロークにこだわっているのはなんでだろう、という疑問もあったわけですな。
皆が使っているのだから、そっちが理想的なキーボードなのかもしれない。

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メンブレンであっても、パンタグラフだったりストロークが軽かったりと色々な種類がある。値段が高ければ良いというものでも、安いからダメだというわけでもなさそうである。
こればっかりは経験から来るカンになるけれども、店頭でペチャペチャ叩いて自分の手にフィットしたキーボードを選択することになる。
写真の ELECOM キーボードは Bluetooth 接続のものである。ワイヤレスキーボードの割りには厚手なのだけれども、キータッチがもの凄い好みで随分と使い倒した。
これも今でも不満無くお気に入りなのだけれども、Windows8 が時々 Bluetooth 無効になる様になってやむを得ず引退させた。

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今は USB 接続の変哲も無い平たいキーボードを使っている。
パンタグラフ式で打鍵感は良いのだけれども、なぜかミスタイプが多いのと DELキーとか端っこのキーが押しにくいのでちと様子見状態である。

また何か思い立って新しいキーボードを購入することになるだろう。

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ストロークの浅いメンブレンキーボードで今最強にお気に入りなのは Microsoft の Sculpt Mobile Keyboard なのだけれども、ひょっとしてこれもう発売中止なのか。
お気に入り過ぎるため職場で使っているので写真がない。




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One Response to “キーボードのお話”

  1. mailovedoll Says:

    顔を適切に掃除するには、頭を体とかつらから取り外します(可能な場合)。 顔を注意深く洗い、ダッチワイフの目やまつげに水が入らないようにしてから、研磨剤を含まない布で乾かします。

    https://mailovedoll.jp/

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