「たら@ばと」Twitterスクリーンネームバトル

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Twitter用のBot作成がわかってきたので、それを応用したBotサービス「たら@ばと」を作ってみた。
ちょいとした思いつき。

「たら@ばと」は、Twitter上でツイートするだけでエントリーできるスクリーンネームバトルゲーム。
エントリー募集時にエントリーしてきたTwitterアカウントをRPGのバトルっぽくバトルロイヤルで戦わせるというもの。
おまけ要素として、相手を倒したときの台詞をカスタマイズできる機能と勝った回数を数えておく機能がある。

お気軽なものなので適当に遊んでみてほしい。

こんなモノを思いついたのは、企業のTwitter利用で「失敗した例」についてつらつらと考えていた時だった。
人が集まるところにはお金のにおいに惹かれて企業が手もみしながらやってくるものだが、コミュニティ中心の場において商用指向の人は失敗することが多い。
Twitterでの大きな失敗例や煙たがれられるパターンの多くはBotタイプのサービスであるような気がしている。
別段Botがまずい訳じゃないけれども、情報という名のコマーシャルを一方的に押しつけてくるタイプのBotは嫌がられるだけでノーサンキューといった感じになってしまうだろう。
しかし、「コレカモ」などのように可愛がられる商用直結のBotもいるわけで、要は作り方次第なのだろうなと思う。

可愛がられるBotはどんなのかと考えると、干渉してこない状態で淡々と機械的に情報を流してくれるタイプか、こちらの言葉に反応して何かリアクションを返してくれるタイプなんだろうというあたりに落ち着いた。
テキストを送るとテキストを返すというのはインタラクティブであり、ユーザーの送ったテキストを解析してそれに応じたテキストをうまいこと返すとコンテンツというか娯楽になりうる。そういったゲーム的な何かをするBotというのをちょいと模索してみたくなった次第。
メールをサーバーに送るとシナリオが返信されるアドベンチャーゲームなんてのも考えていたことがあるけれども、それとだいたい同じような感じである。なら、Twitter上でもノベルゲームが作れる?と調べてみたら一応ゲームブック型のhyper link アドベンチャーを作っている人がいた。まあ、これはBot利用じゃなくてBlogと同じく、1tweetを1枚のカードとして使ってあらかじめ書いておいたカードをたどらせるパターンだった。
他にはクイズが出題されて、その答えをクイズBotに返信するというタイプが結構な数運用されている。これはキャンペーンとか商用広告として有効に使われているパターンだ。

そういったあたりをもにょもにょもにょーっと考えていって、簡単に参加できてなおかつコミュニケーションっぽいところとして練ってできたのが「たら@ばと」というわけ。
るりぺこ。で培ったBot作成の技術(というほどのものはない)を適当に使って作ってある。定義としては微妙な気もするけれども、これもBotだよね。

進行が1分1行くらいにゆっくりなのは、Twitterの投稿量規制に引っかからないようにするため。
これでも大分ぎりぎりなので、ひっかかって動作しなくなったらごめんなさい。




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