つぶやき 07/10/2001

ヤァヤァヤァ、ADSLがやってきた!!

「ヤァ」とか言っていますが「Yahoo!BB」ではなく「フレッツADSL」。
4/16 あたりに申し込んだものがようやっとやって来たのだ、7/9 付けで
工事&設置なので約3ヶ月の待ち。まあ、もっとも混雑していた時期だった
からという好意的な解釈もできるのだが。
うちは10年位前から ISDN 回線を使っていたので当然そのままでは ADSL は
やってこない。アナログ回線に切り替える必要があるわけだ。
余談だが10年前というと ISDN TA と DSL が「それぞれ」10万円オーバーだった
時代。モデムは 9600bps が先端でそれも 10万円近くしていたと思う。
(流石にDSLはレンタルにして使っていた)
そんな長い間使っていた ISDN にサヨナラ。一つの時代の経過。
てなわけで ADSL 導入工事にアナログ回線切り替え工事が伴った。もちろん
NTT交換機センター内の工事なのでお部屋の中では特に何もなし。タイミング
を見計らって機材を繋ぎかえるだけだ。

「これから切り替え工事を始めま〜す、時間は15分くらいで〜す」
というNTTからの電話を受け早速きざいを繋ぎかえる。
そして15分が経過、受話器を取ってみるとジーといういかにもなデジタル
キャリアの音しかしない。つまり切り替わっていない。
まあ、そのうちつながるだろと様子見しながら一時間半が経過。
相変わらずアナログ回線のトーン(受話器を上げると鳴るプーという音)は
聞こえてこない。DSUを繋いでみるも、電話回線自体はなんらかで切り替わって
いるらしく既に利用不可の状態に。こうなると116にも電話がかけられない。
しょうがないので近所の公衆電話まで飛んでいって「どうなっているんですか」
と文句をいう。「工事完了しているはずですけど」いや、それが駄目だから
こうして電話連絡しているんじゃ。というわけで調べてもらうことに。
途中私が電話番号を伝え間違ったりしてみるものの、ようやく接続確認の
電話がアナログ回線の電話機に届く。
やはり交換機側で工事ミスをしていたらしい。やれやれ。
まあ、ミスはあってもしょうがないかなと思うものの、たまたまそれに
ぶつかってしまった自分の運のなさにぐんにょり。

個人的には「早く来い来い FTTH」な人だったりする。
最終的には全網が光ファイバーになるんじゃないかと思うし、それを促進
することを期待している。
じゃあ、なんで敢えて光化の足を引っ張りえる ADSL なのかというと、
そりゃ単純に「目の前の届く距離にあるから」ですな。
今回は混んでいる時で 3ヶ月待ったけど、工事が15分で終わるのを見るまでも
なく「契約したら面倒な手間なく即座に使えるインフラ」であるわけよ。
それに比べ光のほうはまだまだ遠い先。さらに言うと私が住んでいる神奈川県
まではまだ来ていないわけだし。
FTTH が私の部屋に来るのがいつかは明確にはわからないけど、それまで
数ヶ月以上かかるというのならその間安くて早い ADSL を利用させて貰おう
じゃないか。

庶民というのは面倒なことは嫌いなのである。
手軽で「そこそこ」であればそれでいいや、ということになる。
無理に最先端をちらつかせるより手を伸ばせば届く範囲のものを提供する、
それが重要なんではないかな。




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