食品放置系動画の種明かし


昨年は「Wiiでかがみん」の種明かしをしたので、今年は放置系動画の種明かしでもしようか。

放置系動画は特に流行とは関係がなくいつでもみれる内容なため、未だに再生数が伸びているありがたいジャンルである。
一見思いつきで、ネタ次第的に見えるかもしれないけれどもほんのちょびっとだけエンジニアとしてのプライドが混ざっていたりする。何かというと、この手のインターバル撮影はそんなに簡単に行えるものではないため、ソフトを自作してそれで撮影しているのだ。
interval_capture.jpg
こちらがそのアプリの画面。[ダウンロードはこちら: interval_capture.zip]
自分で使う用だから、説明もなにもありませんがね。
WEBカメラ等の標準キャプチャーデバイスから一定間隔で静止画を取り出し、指定フォルダに連番で保存するアプリ。コメを噛めの方で、回転台を制御しながら自動撮影するシステムを作ったのだけれどもそのときのソースを改変したもの。min から max まで連番で撮影して終了する。撮影間隔はstepにミリ秒単位で入力するといった案配。私はDVカムをIEEE1397でつないでキャプチャーカムとして使っていたけれども、昨今のUSB接続なWEBカメラでも十分でしょ。

普通のカメラとアプリで撮影できる絵はそんなに目新しいものが含まれるわけでもない。そこで自作ソフトならではといった画作りをちょこっと加えることで面白い動画に仕立て上げるのです。
インターバル撮影ができても、何を撮ると面白いかはまた難しい問題でして。例えば、カップ焼きそばの前にはカップヌードルを撮影していたりする。けれども、カップヌードルは麺が浮いていて下方向に伸びていく仕組みなため見た目が全く変わらないという面白くも何ともない画になってしまった。その失敗を生かして見た目変化が出るカップ焼きそばに再チャレンジしたというわけ。
他にも水酸化ナトリウム系の排水管クリーナーにスライスハムを漬けてぼろぼろにしたり、塩素系漂白剤で色々ぼろぼろにするとかやったけれども画的にはほとんど変化しないのでこれらも失敗。
そんな感じで意外とボツになったものも多かったりするのですよ。




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