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rerofumi
2009/4/6 月曜日 1:21:00
ROMだけでなくAVRも読み書きできてウハウハなユニバーサルプログラマ TOP2005+ だけれども、実はかなり大きめな問題がある。
インストールするときに気がつくのだけれども、「古いドライバーを上書きしようとしています、続行しますか」といった感じのメッセージが表示される時がある。このとき、上書きせずにそのままにしておくと、TOPWIN を起動したときにブルースクリーン(!)でOSが落ちる。
なので、そのドライバを上書きして使用することになるのだけれども、なんかの拍子でより新しいドライバがインストールされてしまい、またブルースクリーンで動作しなくなる場面にであることがある。
今回は AVR Studio をインストールした後に出会った。
この不具合の原因は windrvr6.sys というカーネルモードドライバ(たぶんUSB)にある。WinDriver というのはデバイスドライバを簡易に開発できる JUNGO の製品。日本では XLSOFT が扱っている。USBドライバなどはWDMで書きやすくはなっているものの、カーネルモードドライバなのでその開発は容易ではない。WinDriver はそういったドライバ開発の煩雑さを無くすために、JUNGO 製のカーネルモードドライバプロキシを用い、ドライバ本体はユーザーモードで製作することができるという製品。これを用いることでドライバ開発はぐんと容易になるものの、カーネルモードドライバプロキシに依存することとなる。
それが windrvr6.sys。
この WinDriver を用いている USB商品は以外と多いらしく調べると大体のマシンに入っているものだ。
まあ、複数のドライバが windrvr6.sys を要求してもそれなりに動く。
んが、TOP2005+ やTOPWINに添付している windrvr6.sys はえらく古いといったのが、今回の問題となる。最近の windrvr6.sys は Ver9か8 なんだけれども、TOPWINのそれは Ver6 であった。これが原因でブルースクリーンになる。
逆に TOPWIN の古いwindrvr6.sys を入れていると使えない USB機器とソフトが存在するかもしれない。
原因がわかってしまえばそんなものということで、使うときに windrvr6.sys
を入れ替えることで回避することができる。
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rerofumi
1:06:05

ユニバーサルプログラマの TOP2005+ を手に入れてから、充実のROMライフ(なんじゃそりゃ)をおくっているわけです。
以前もちらっと書いたように、このプログラマはいくつかのマイコンにもプログラミングできるようになっている。そういや AVR のプログラマはこれまで持っていなかったのです(JTAGでできそうなのでそれ経由でいずれはとか思ってはいた)。
我が家に転がっているAVRはエレキジャックのマイコン特集付録の ATTINY2313v だけだけれども、一応はあるのでこれを TOP2005+ でプログラミングしてみようという。
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rerofumi
2009/4/5 日曜日 20:21:08
先日のアナウンス通り、「奏」キットの頒布準備を進めています。
今回「個人製作のネットコンテンツに対して対価を支払う方法」の検討も兼ねていますので、キットの代金支払い方法を幅広く用意することにしました。現金だけじゃなくて、ポイントギフトなども含めて。
最近だとメールアドレスがわかっていれば振り込めるというサービスも多いため、「振り込めない詐欺」は都市伝説じゃないのかといった風情なんではないでしょうかね。
そんな色々な対価支払いの手段となりそうなものを一覧としてまとめてみました。
今回20セット頒布する「奏」キットについては、これらのうちどれかを任意に使ってのお支払いを可とします。
他にもこんな送金サービス、ギフトサービスはどうよという方はコメントくださいまし。
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rerofumi
2009/4/4 土曜日 3:37:45
小ネタ。
殺菌灯でEPROMを消したりしているときにうっかり光が目に入ると、いつまで経っても目の前がちかちかしたり酷い目にあう。
そこでUVカットのサングラスとかをかけて作業すべきだよな、とか思うのだけれどもこういうのってプラスチックレンズのくせにUVカット率99.9%とか歌っていたりする。本当にそんなに効くの~?

UV-EPROM の上に UVカットレンズをのせて紫外線を当ててみよう。

照射~。
15分ほど照射してみたけれども、EPROM は消えていなかった。
どうやら本当に効くらしい。
てなわけで、今後は作業時にこのサングラスをかけることを必須としよう。
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rerofumi
2009/4/1 水曜日 3:29:30

3/25発売になった Make: 日本語版の Vol.6 が音楽系工作ということで、MIDIを扱う「奏」でちょこっと書かせてもらいました。
「奏」の写真も載っているものの、こいつはこれまでニコニコ技術部の勉強会でちらっと配ったり、M:TM02 で少量販売したりしただけで世の中に数出回ってはいない状況です。
作成した「奏」の基板はあと20枚ほど手元にあります。今回はこの残り20枚を、20セットのキットとして個人的にお譲りしたいと考えています。
これまであまり機会もなかったり部品が揃わなかったりで積極的ではなかったのですが、アマチュアが作成した手作りキットを個人売買するというのがもうちょっと行われても良いのではないかと思い、残りを頒布することにしました。
あくまで個人間売買となりますので、そのあたりに理解と信用をいただきたいと思います。
また、ネット上での各種送金、ギフト手法の実験についてもやりたいなと目論んでいます。例えば、代金分のはてなポイントで受け取るとか、Wiiのニンテンドーポイントでも可にするとか。そういった点でもノリとネタを頂けると幸いです。
と、アナウンスを出して反応を見つつ。
部品が手に入らなかったというのは本当で、これまでPSoCの29466を秋月で買っていたのですがここしばらくは「在庫切れ」状態が続いています。仕方がないので、20個程度ではちょいとお高くなるけれども、Digi-keyで買いそろえた次第。
[追記1]

PSoC プログラミング中。地味に大変。
[追記2]
支払いに使えそうなネットサービスをまとめた。
「ネット時代の送金手段」
[追記3]
申し込みページをつくりました。
受付開始は4月7日予定です。
[追記4]
Apr.07.2009 0:00 より受付を開始しました。
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rerofumi
2:46:55
ここしばらく、このサイトをあれこれといじってました。
見た目はさっぱり変わっていないけれども、文字コードがEUCからUTF-8になっていたり、Wordpressが最新版になっていたりして結構変わっています。
その影響でRSSやアンテナで捕捉している人には、何も変わっていないのに変化があったように見えているかもしれません。
さて、マイコン電子工作の覚え書きとしてスタートしたこのBlog。
ちょいとリニューアルしようかと考えています。
といっても、方針的にあまり変わらないのですが、電子工作だけでなくソフトウェアやそのもろもろの製作日記として守備範囲を広げようというお話。
まあ、ソフト系でも作ったり実験したりしたときどこに書こうかとか、下手に散らばるとめんどうだとか思い始めたので、ここにまとめていこうかとかそんな感じで。
今後ともよろしく。
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rerofumi
2009/3/29 日曜日 17:30:42

BeagleBoard 使っていくのに、むき出しの状態だと扱いにくいのでアクリルでカバーをつけてみた。
工作的なプチハック。
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rerofumi
2009/3/28 土曜日 16:04:13
ユニバーサルプログラマの続き。

EPROMに書き込みができる事は確認したけれども、消す手段がありません。
何か紫外線を出す物で消してみたい。

ちょいと貸し出していた感光基板用の「ちびライト」(現在は製造終了、後継機が出ている)が戻ってきた。
プリント基板作成用にはケミカルライトを使うのでそのままでは波長が長くて使えないというのが、先日得た知識。

ケミカルライトを6Wサイズの殺菌灯に取り替えれば UV-EPROM を消すことができる。
殺菌灯は楽天経由で適当に購入。1本、800円くらい。
ケミカルライトと殺菌灯の違いは見ての通り、蛍光剤が塗られているか否か。室内灯として用いられている蛍光灯も、殺菌灯と同じで放電により紫外線を発生させている。こうして発生した紫外線をガラス管内側に塗ってある蛍光剤にぶつけ、そのエナジーで蛍光剤が特定波長で発光するとかいう仕組み。蛍光剤で波長を変換しているようなもんかね。
でまあ、殺菌灯に差し替えて照射すると UV-EPROM が難なく消去できる。10分もかければ十分だった、そういう意味でちびライトだとタイマーがついていてさらに便利。
試しにケミカルライトにして照射してみたけれども、30分程度ではビット欠けも起こさなかった。普通の蛍光灯と同じく数週間照射し続けるといくらか漏れている紫外線で消えていくとかするんだろうけれども。
ちなみに殺菌灯の光を裸眼で見るとマジ目を痛めます。本気で目が見えなくなるレベル。危険。
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rerofumi
2009/3/27 金曜日 23:57:35

Debian5.0 armel を BeagleBoard にのせて、SDLのテスト。
まあ普通に FB なんでさっくり動くだろうと思っていたのだけれども、なんかサウンドが出てこなかったり出てきてもおかしかったり。ALSAドライバは動いているし、デバイスになんかコピーすると音が出てくるので準備はできているはず。
パッケージのlibSDLだと良くないのかもしれないとか、カーネルもビルドしてみるかとか、色々調査中。
原因をつきとめてすっきりと動くようにしたいね。
そいや、Open Pandora は Angstrom なんだっけ。そっちを入れたほうが事前調査になるかな。
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rerofumi
2009/3/22 日曜日 23:11:25

BeagleBoard を手にしたら、動作させるのに必要なあれこれを用意する。
ひとまず最低限必要なのが「電源」と「シリアルコンソール」である。
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