コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

Archive for 6月, 2007


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テストコードをいじりながらチェックしていたら CPLD の VHDL にケアレスミスを発見。その一点を直したらすんなりと動作を始めた。おおっ。
早速適当な絵をテスト表示。

XC95108 用の VHDL ソースコード
cpld_crtc_070627.zip

V850側の表示チェックコード(上記スクリーンショットのデータ込み)
v850_crtc_check.zip

表示しているときのアクセス許可信号となる VBlank 信号が拾えていない風味なのでまだ不具合は残っている状態。
もうちょっと調査。


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さぼり気味で遅々として進まない、V850+CPLDなプロジェクト。
目的であるところの NTSC モノクロ CRTC を CPLD で書き始めた。
方式は毎度の抵抗二本方式だけれども、SRAM と CPLD CRTC で CPU 側に負荷をかけずにテレビ出力するのが狙い。
しかし、CRTC ってホントカウンターのかたまりでしか無いから、VHDL で書くと案外あっさりとしたものになるのね。

SRAM 内のノイズパターンが表示されるところまでは来た。
ジッタは無いわけじゃないけど、そこそこ小さいのでロジック様々な感じ。
一応画が出たけれども、RAMのアドレスと表示結果がなんかおかしいので、これから苦労しながら修正というパターンかと。

NTSC 信号は厳密なことをいうと chanさんところの RS-170A に沿ったものを生成しないとならないのだけれども、実際はテレビが結構補正して読み込んでくれるのでかなり適当でもなんとかなる。
私の場合は水平走査線 262.5本ではなく 262本でごまかしている。0.5の補正がないので奇数フィールドと偶数フィールドは同じ信号。
さらに言うと垂直同期信号は 3ラスタ分下げっぱなしで切り込みパルスも等価パルスも付与していない。(PSoCのときは切り込みパルスを作っていたけれども)
でもまあ、それでも画になってくれるものなのですよ。取り敢えずでも画面に何か映ると楽しいしね。


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ちょいと間が空いてしまったので、リハビリ代わりにDWM7月号付録の Spartan3E 基板をいじってみようかと。

基板をぼんやりと眺めてみたが、電源ICがついていることはありがたいけど他は何もついてないのねえ。まあ、そんなもんか。
実際使おうとした場合、
・JTAG接続用のピンヘッダ
・電源周り(3.3Vか、3.3Vレギュレータ)
・3.3V のクロック発信器
を用意する必要がある。
他、コンフィギュレーションROMがあるとなおよし。
んが、コンフィギュレーションROMの値段と入手性を考えると、ちと面倒というか気合い入れて使うのは難しいかも。
ちと高くてもヒューマンデータのブレッドボードを買った方が安心な気もする。

3.3Vの発信器はマルツにも売っているので問題はないけれども、手元には 5V のしかないなあ。手元に余っているのを使いたいので、トラ技06年4月付録のCPLD基板みたく74THC244をレベル変換バッファに使って5Vの信号を3.3Vにして与えようか。


ついでに3.3Vのレギュレータも外に付けて FPGA基板には 3.3Vを与える事で色々とシンプルにしてみた。


手元にある 244 は DIPパッケージだと HC しかなくて速度的にあれだったので、フラットパッケージの 74VHC244 を無理矢理使用。

適当に LEDピカピカなロジックを作ってダウンロードしようと思ったところで問題発生。
上手く通信ができていないのだ。
ひたすらうんうんと悩みまくったけれども、結局なひたふさんとこの過去記事にあった現象がそのままずばりだったもより。
手元に 74AC125 が無いのでしぶしぶ発注。

ヒューマンデータのブレッドボードだと問題なかったよなあ、と思って回路図を見てみたら JTAG信号安定のためにシュミットトリガバッファが挟んであった。なるほど。
試しに、もう1個 244 を使って JTAG のバッファにしてみるのです。

そしたら今度は上手くいって、無事ピカピカできたのでした。

この基板でちと気に入らないのが M0,M1,M2 が引き出されておらずにチップ下部で問答無用にGNDに落とされているあたり。
ここがいじれればマイコンからコンフィギュレーションできたり色々用途が広がるのにな。