コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

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BeagleBoard を手にしたら、動作させるのに必要なあれこれを用意する。

ひとまず最低限必要なのが「電源」と「シリアルコンソール」である。


電源の供給方法は2つ。
USB-OTGポートに mini B ケーブルを繋いで、セルフパワードのハブ等USBバス電源から供給する方法。
もう1つが、DCアダプタを接続する方法。
USB経由だと簡易だのだけれども、USBホストとしてキーボードやネットワークアダプタを今後繋いでいくのでどうしてもふさがる予定があるわけです。なので、普通に DC 5V のアダプタを用意して接続するのをオススメ。秋月の 5V アダプタで十分。

シリアル(UART)はレベルコンバータが載っているので RS-232C レベルで出力されている。ただし、2×5の10ピンヘッダになっているので、D-SUB9ピン < -> 10ピンソケットな変換ケーブルが必要。Digi-Keyで一緒に扱っているそうなので、製作する自身がない方は一緒に注文しておくと吉。
変換ケーブルといってもピン番号とD-SUBの番号を合わせながら繋ぐだけの簡単仕様なので作るのは容易。部品箱をあさって自前で作ってみる。
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BeagleBoard との接続はRS-232Cクロスケーブルで行う必要がある。なので、手持ちのケーブルによっては、クロスさせて作る必要があるかも。

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さっそく電源投入。
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115200bps に合わせておいたシリアルコンソールにブートローダのメッセージが現れる。起動おめでとうということで、ひとまずパチパチ。

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ちなみに、このブートローダが起動する際、DVI-D端子には BeagleBoard のロゴが、S-Video端子からはカラーバーが表示されそれぞれに確認することができる。また、音声出力からはブーという確認音が一瞬出力される。

ここまでが購入状態の BeagleBord に書き込まれている、イニシャルな状態。

2 Comments to “BeagleBoard はじめの一歩”

  1. Jason Kridner Says:

    Because using USB OTG can sometimes be a challenge, I’ve begun to encourage people to run an application like ‘syngergy’ and utilize USB-based networking to act as keyboard, mouse, and Ethernet.

  2. rerofumi Says:

    To: Jason
    なるほど。
    BeagleBoard の USB OTG target side は USB network device になっているので、transceiver と receiver を用意して PC から control するというわけですね。
    確かにそれならば USB cable 1本で電源供給もできて操作もできますね。
    Standalone ではないけれども、開発時とかには良さそうです。

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