コメを噛め

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rerofumi の電子工作メモ

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ちょいと間が空いてしまったので、リハビリ代わりにDWM7月号付録の Spartan3E 基板をいじってみようかと。

基板をぼんやりと眺めてみたが、電源ICがついていることはありがたいけど他は何もついてないのねえ。まあ、そんなもんか。
実際使おうとした場合、
・JTAG接続用のピンヘッダ
・電源周り(3.3Vか、3.3Vレギュレータ)
・3.3V のクロック発信器
を用意する必要がある。
他、コンフィギュレーションROMがあるとなおよし。
んが、コンフィギュレーションROMの値段と入手性を考えると、ちと面倒というか気合い入れて使うのは難しいかも。
ちと高くてもヒューマンデータのブレッドボードを買った方が安心な気もする。

3.3Vの発信器はマルツにも売っているので問題はないけれども、手元には 5V のしかないなあ。手元に余っているのを使いたいので、トラ技06年4月付録のCPLD基板みたく74THC244をレベル変換バッファに使って5Vの信号を3.3Vにして与えようか。


ついでに3.3Vのレギュレータも外に付けて FPGA基板には 3.3Vを与える事で色々とシンプルにしてみた。


手元にある 244 は DIPパッケージだと HC しかなくて速度的にあれだったので、フラットパッケージの 74VHC244 を無理矢理使用。

適当に LEDピカピカなロジックを作ってダウンロードしようと思ったところで問題発生。
上手く通信ができていないのだ。
ひたすらうんうんと悩みまくったけれども、結局なひたふさんとこの過去記事にあった現象がそのままずばりだったもより。
手元に 74AC125 が無いのでしぶしぶ発注。

ヒューマンデータのブレッドボードだと問題なかったよなあ、と思って回路図を見てみたら JTAG信号安定のためにシュミットトリガバッファが挟んであった。なるほど。
試しに、もう1個 244 を使って JTAG のバッファにしてみるのです。

そしたら今度は上手くいって、無事ピカピカできたのでした。

この基板でちと気に入らないのが M0,M1,M2 が引き出されておらずにチップ下部で問答無用にGNDに落とされているあたり。
ここがいじれればマイコンからコンフィギュレーションできたり色々用途が広がるのにな。

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