posted by rerofumi
2013/5/26 日曜日 1:50:14
最近のキャラクターLCDモジュールは I2C 接続型が主流になってきた。
その中でも話題になっているのが 8×2文字の小型 I2C LCD モジュール。最初は Strawberry Linux が扱っていたのですが、バックライト無しの同様品を秋月電子通商が取り扱い始めて入手が一層容易になったもの。
これがやたら小さく薄く軽くそして安いので注目を集めている様だ。
私も最近はもっぱら I2C LCDモジュールばっかりで、これに表示するのはいつもの作業になっている次第。
けれども、PSoC から I2C で LCDモジュールを制御するのってまだやったことない人も多いんじゃないかと思って簡単なサンプルを提示することにしてみた。
このLCDモジュール、小さくて安いと人気なのは良いけれども信号線のピン幅が 1.5mm だったり、内蔵している電圧回路のために外付けのキャパシタが必要だったりと少々扱いにくい。
いつも使っている 5ピンのピンコネクタに変換するブレークアウト基板を作成。これはさらりと流す。
PSoC4 PioneerKit から電源とI2Cを引き出す。
I2C やその他のシリアル通信として使えるピンは決まっていて PioneerKit では P4[0]/P4[1] と P0[4]/P0[5] の二カ所がピンコネクタに引き出されていて使えそう。
今回は P4[0]/P4[1] をチョイス。
PSoC Creator を立ち上げて設計開始。
トップデザインには SCB/I2C を 1つ置くだけ。
PSoC4 では I2C/SPI/UART といった汎用シリアル通信ブロックを持っていて、これを使う様だ。
で、その SCB に割り当てるピンってのは決まっていて、そのうちのどこかを使う。
後はプログラムを書いて完成。
fm_i2c_lcd_module.c/h というソースに大体の扱いをまとめてある。
ただ、I2C モジュールの名前とか都度違うものを含んでいるのでモジュール化していない。都度適当に書き換えて欲しい。
LCDモジュールも物によって初期化コードがバラバラなのがちとやっかいなところ。これも都度対応するのが早そう。
今回の PSoC Creater プロジェクトファイル。
Download: psoc4_i2c_lcd.cywrk.Archive01.zip
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