コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

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「キャラ絵を載せよう」
さて、ここで遊び心が湧いてくるわけですな。
普通にプリントパターンを印刷するだけでなく、ロゴとかキャラ絵とかをプリント基板に描いてオリジナリティを出そうじゃありませんか。
萌え絵基板とかみんな口にするものの実際にはそんなに作られていないようだし。

さて、印刷するための絵を用意しないとな。


コメを噛めのマスコットキャラクター「らいすちゃん」です。とか言ってみるテスト。
いつかはやると思ってたでしょ?(とか
サンバイザーは「は〜いステップジュン」のオマージュか。

OHP シートに普通に印刷。


左右逆なのはデッサンチェックのためじゃないよ。


できた。特に問題もなく。
OHP シートに直に印刷しているので結構細い線とかも出せる。

ただこのままだと基板パターンとそれぞれ別々になってしまうのです。
どうやって基板パターンと一緒に 1枚の基板に焼き込むかというと 2つの方法がありまする。

1) OHP シートを別々に作成して、切り貼りして感光基板に載せていく
はさみとセロテープをつかってパッチワークしていく単純手法。
絵の綺麗さとしてはコレが一番なので、自分で感光基板を使って作成するのならば最良かもしれないです。

2) ガーバーデータに変換して基板データに埋め込む
プリント基板作成業者に作成を依頼する場合、ガーバーデータで納品することになるので、先のような切り貼りは使えません。なので、何とかして絵を基板データと同じ形式に変換して埋め込む必要があります。
基板パターンと一緒に扱えるので何かと楽だけれども、アパーチャがある程度の太さを必要とするので絵の質はぐぐっと落ちるのが難点。

以下 2) についての解説。
画像をガーバーデータに変換するツールはとめくぎヨロズ製作所さんの「BMPをガーバーにしちゃう君RX」が存在しています。
ガーバーデータに変換って具体的に何をしているかというと、横方向のラインを沢山重ねて塗りつぶし面を作っちゃうわけですな。そういった線の塊に変換してくれるツールというわけ。
なので、線の太さや線の密度を上手く調整しないとすだれ状に隙間が空いちゃったり、太すぎて隣接の隙間を埋めちゃったりしちゃいます。原理を理解して適切に運用。


こんな感じになるわけですよ。

その 2で作った基板データ、らいすちゃん付き(PCBEデータ)
psoc_pose.zip

らいすちゃんガーバーデータ(20mmx20mm サイズ)
rice_nega.zip

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