コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

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前回の 3LED、3ボタンのプロトタイプに続いて 8LEDボタンのコンソールを作成。
動作しているところが写真で説明しにくいので動画にしておいた。

Youtubeじゃないと、ってかたはこちら http://youtu.be/sRLdotBFUX0



回路的には前回の 3個バージョンがそのまま 8個になっただけなので特に語る点もなし。
しかし、前回 3個のときはなんとか片面1層の配線で作れたものの、8個は絶対無理なのでたくさんのジャンパーも覚悟しなければならないところ。

そんなとき、オリジナルマインドさんのサイトで「打込スルーホールと片面基板を使った両面基板の作り方」というハウツー記事が掲載された。
CNCフライスで片面基板は作れるけれども、両面が難しいのは裏返したときの原点合わせが困難でパターンや穴がずれやすいためなのですな。
しかし、1枚の両面ではなく、2枚を貼り合わせる形なら実現はたやすい。
CNCフライスなら穴の位置もそれなりに厳密なのでバッチリな感じ。これはいけそうだ。
というわけで、今回さっそく実験してみた。


オリジナルマインドさんの記事はスルーホール用ハトメ販売開始にあたっての使いかた提示だったわけだけれども、単に貼り合わせ二層配線をしたいだけならスルーホールである必要は無いのでビアをスズメッキ線でつなぐ方式でいく。

ちなみにビアは 0.6mm 経で、スズメッキ線は 0.38mm 位だったと思う。


今回は簡単なジャンパーがわりだったけれどもなかなか良い感じで完成。
スルーホールが無いので二層基板並とは行かないけれども、おうちでCNCフライスを使って自作プリント基板製作の可能性がまたちょっと広がった感じ。

今回の回路図とK2CADファイルとガーバーデーター。
Download: i2c_button_8.zip

動画撮影に使ったデモプログラムは I2C マスター側に PSoC3 を使っている。
まあ参考にならないものだけれども、一応 PSoC Creator 1.0 用のプロジェクトファイルを置いておく。
Download: i2c_ledkey_demo.zip

あ、モジュール側というかスレーブ側のファームウェアはその1のときと同じものね。
なので省略。


I2Cプロトタイプモジュールシリーズは割と使える。
もう一個ぐらいなんかシリーズで作ってみたい気もする。

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