コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

hatena bookmark


モデルができたので、それを CupcakeCNC で出力して実在する物体に仕上げる。
言葉にすると 1行だけれども、CupcakeCNC を扱って出力するだけでも相当な技術と経験が必要なエンジニアリングだったりするのであっさり出力されるわけでもない。
特に今回はボディ底面のパーツが 135mm と CupcakeCNC が出力できる高さ限界ぎりぎりの物があり、これを出力するのが本当に大変だった。



一見むちゃな形状に見えるけれども、実は全部積層型3Dプリンターでサポート材無しで作れる様に設計されている。飛び出している所は下側に 45度以下のスロープをつけてすこしずつ飛び出すようにしたりね。
このへん、どんな形だったら出力できるのかという経験の塊だったりするのだ。

そういう意味では押しボタンのパーツは失敗した。
形状的には無理はないんだけれども、これだけ小さいと樹脂が固まる前にひとつ上の層が積み重なってしまうので熱が逃げないで形成されずにぐにゃぐにゃになってしまうのだ。
分かってはいたんだけれども、これ以上大きく設計することもできなかったしなあ。
結局ぶにゃぶにゃに出力されたものを後で削って形を整えなんとかした。

Download: irumi_model_stl-20101229.zip
STL形式モデルデータ

Leave a Reply