posted by rerofumi
2010/6/12 土曜日 22:29:01
表題の通り、最初は樹脂が出てくるのだけれども数分で停止し、Extruderプーリーが詰まって動かなくなった樹脂をえぐって空回りする現象というのにしばらく前から悩まされていた。
色々細かい不具合が見つかって一つずつつぶして来ており我が家の Plustruder も大分良くなってきたし、なにより私のメンテナンス技術が向上してきた。
でもまた樹脂が出てこなくなる現象が発現するようになった。
メンテナンス用に追加したバレルと最初のキットについてきたバレルの2本が今手元にあるんだけれども、その片方で発生しもう片方では問題がないという問題切り分けが完了した。
直接的な結論としてはバレルの温度不足ということらしい。
ちょっと前の記事で放熱を付けると220℃にならない奴があったけれども、それが現象の一角でそちらはニクロムの長さとか巻き方の都合で十分な熱量を出せない状態にあったらしい。こちらを使うと途中で詰まる現象が発生する。
もう一方は加熱時の温度上昇も比べて早く、良好な温まり方をするため問題は発生していない。
どちらもサーミスタでは220℃を検知できており十分温まっていそうなものだけれども、どうも先端部分は大丈夫でも上部の熱障壁とバレルの間あたりで温度低下するとリカバーできなくなるらしくここで樹脂が柔らかくなりきらずにいて詰まっている様だ。
今ひとつきちんと検証ができていない。
やっぱり100Vでノズルをがっつり温めてみましょう作戦もやってみたほうがよいのかなあ。
[追記]
順調に動いているときと発症しやすいときがあるので違いを観察して仮説をたててみた。
「バレルにセラミックテープを巻き付けないほうがうまくいく」
セラミックテープを巻き付けないと放熱しやすく温度が上がりにくいが、その分頻繁にヒーターをONにするためサーミスタのあるノズル部分だけでなく、上部の方も高温に維持される。のかな?
セラミックテープをはがして動作中、いまのところ順調っぽい。
7月 28th, 2010 at 15:04:59
はじめまして、私、多摩美術大学 大学院美術研究科 修士課程に在籍しております関と申します。
この度、この記事のおかげで大学で使用しているcupcakeの調子が良くなりまして大変感謝しております。ありがとうございました!
7月 30th, 2010 at 2:01:36
情報がお役に立ってなによりです。
私もこの現象には長いこと悩まされました。
うちのもかれこれ1ヶ月くらい剝いてさらけ出していますけれども、絶好調です。
とか書くと全裸健康法みたい。