posted by rerofumi
2010/5/21 金曜日 23:33:00
さて、壊れた Cupcake CNC を復活させるべく Plustruder をバラしてノズルのメンテナンスを行うことにする。
破損した PTFE の熱障壁は Makerbot に発注したのだけれども、なんせ届くのに時間がかかるのでもうしばらく待たないといけない。
そんな嘆きの私によしだまきさんから救いの手が!PEEK樹脂で作成した熱障壁を譲ってくれるとのこと。流石に国内なのですぐ届く。灰色の樹脂。
ノズル抜け問題については水星工房のメモにも書いてあるので併せて参照のこと。
PEEK樹脂だとPTFEより堅いので無理に押し込まれてもねじ山が壊れず破損することが無い。その代わりもっと上部のほうで壊れることになるだろう。
ノズルのメンテナンス。この写真だとねじ切り筒の上部がちょっと綺麗になっているのだけれどもおわかりだろうか。この綺麗なところがちょっとだけ掃除したところ、その下の黒いところは何かというと溶けたABSが隙間に回り込んだもの。
ノズルと先端はそりゃきっちりがっちりと締め込んでいたのだけれども、それでもこれだけの回り込みが発生する。なんというかもはや流体を扱う以上避けようがないのかもしれない。
ちなみにこんな感じで回り込んでいるので先端を外そうとするとかなり困難である。私はバーナーであぶりながら外した。
この回り込んだABSを除去するため、どこのご家庭にもあるM6サイズのダイスできりきりとねじ切ってABSをそぎ落としていく。
ABSをそぎ落としてすっかり綺麗になったノズル。
先端部分ははんだごてで暖めながら細いリード線なんかを押し込んだり、はんだごての先でぐりぐりしたりしながら綺麗にしておく。
Leave a Reply