コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

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いぜんちょろっと紹介した “Wobble Arrester” を作ってみることにする。
http://www.thingiverse.com/thing:2151

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部品を出力、これだけあると丸1日くらいかかったりするけれどもそれもまた楽しみである。

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Zテーブルナットの振動をわざと遊ばせる部分についてはシンプルな改良パーツが提案されていたのでそちらの方を利用する。
http://www.thingiverse.com/thing:3076

このパーツはさらに改良されてピンを用意する必要もなくなったようだ。
http://www.thingiverse.com/thing:3079

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Zテーブルの移動を上下のみに制限するためのガイドレール。シャフトを取り付けるために、Cupcake CNC の前面にねじ穴を開ける必要がある。
シャフトの軸受け部分は、オリジナルではプラスチックブッシュを使っていたが1/4インチシャフトとそのブッシュは日本で手に入りにくいのであきらめる。シャフトは 6mm のアルミパイプを使用。
よしだまき氏によると 8mm のパイプをブッシュ代わりにすると 6mm のパイプに合うそうなのだけれども、ちょうど良い肉厚の 8mm パイプがすぐ手に入らなかったのでそれもあきらめる。
結局、6.2mm の穴を開けて直接パイプを通しているのだが、シリコーンオイルをつけておけばそれなりに使える模様。若干滑りが悪いけれども、Plastruder の重みでなんとかなっているみたい。

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Zテーブル受け。多少軸がゆれてもここが遊んでZテーブル自体は動かないというのが目的。ナット受けのピンはこの型だと回転時に壮大に遊ぶので丸めたビニールテープを隙間に挟んで動かない様にしてみた。

そんなこんなで改良を施したおかげで出力モデルの縦方向に周期的な波がでる現象は押さえられるようになった。
すごい効果的かというと、まあまあな感じ。今度は Plastruder の質が気になってきてそっちの揺らぎで劇的に良くなった様には見えないのが難点。
でもこの改良部品の製作そのものも楽しく、ずいぶんと出力慣れしてきた。

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