コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

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ちょいと古い話題になるけれども、Engadget japanese で紹介されていた「モールス符号腕時計」というのがあった。
東京人を象徴する(?)個性的な腕時計を作り続けているTokyoflash新作だそうだ。
一見馬鹿アイテムだが、音声だけで時刻を伝える(音声読み上げとは別に)というのはなんかいけているような気もする。
いやいや、今時代は DTMF ですよ。DTMF というのは電話のプッシュホン回線でかけるときの「ぴっぽっぱっ」音。
こいつで時を告げるというのはクールではないか。

てなわけで作成。
単に PSoC モジュールに DTMF エンコーダがあるのでそれを使っただけだけれども。
DTMF を聞き分けられる能力がないという軟弱な人(含む俺)のために、数字で確認できる 7セグメントも追加。


やたー、DTMF時計できたよー。
といっても EvalKit で実験しているので、回路的に特筆すべき事無し。
ああ、確認のために 7セグメントを追加しているあたりがひねりといえばひねりだけれども、確認できればよいやと適当すぎるきらいがあるので省略。
無くても動くし。

— 音声サンプル(mp3)
このサンプルは「01:44.25」を示している。

dtmf_clock_04.zip
PSoC Disigner のソースや設計を含んだ全プロジェクト

外部からシリアル通信かなんかで時刻設定ができれば実用的(?)になるのだけれども、現在はそこまで作っていないのでプログラムに初期値を書き込んでおいて起動時にそれを設定という形になる。
まあ、ネタなんでそこまでは求めないでということで。

今回は一発ネタなんでサブマリンで開発していたけれども、実はここにたどり着くまでに PSoC 工作の色々な経験を積んでいたりする。
それらは巻き戻ってちょびちょびと書いていく予定。

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