コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

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会社で古いトラ技をぼけーっと眺めていたら、各種センサ取り扱いの記事があった。
その記事によるとジャイロセンサを扱うには、CRのハイパスフィルタとローパスフィルタを接続すると良いとある。ああそうか。
言われてみると至極当たり前のことなんだけれども、アナログ回路が苦手なのでそういった頭がすぽんと抜けていたのである。ノイズや基準値ドリフト(温度等によって静止時の値がずれる事)もソフトウェアでなんとかしようとしてしまっていた。
まあ、ソフトウェアをやっているとハードウェアの不具合をソフトで何とか回避してくれとか良く言われるものだし。実際そうしてきたもんだから、ついつい。
マイコン工作、特に PIC ではソフトウェアでカバーすることで回路構成を劇的にシンプルにさせる事ができるというの特徴なのでなおさら。

しかし、センサーのノイズはアナログフィルタで押さえておく方が正解だよね。
確か記事にあったのは、ハイパスフィルタが 0.3Hz でローパスフィルタが 1kHz ほどだった。ハイパスフィルタは直流成分を切り落とすためで、ローパスフィルタはぶるぶるノイズを削るため。
さらにソフトでも上手いことやるとより精度があがりそうだ。

余談だけれども、勤務先はソフトウェア会社なのだがなぜかトランジスタ技術は購読誌なんだよね。私以外の誰が読んでいるんだろ?
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