コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

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「まわるメイドインワリオ」一台を三枚に下ろし、ジャイロセンサーの工作に手を出すことに。


真ん中の長方形の部品が載っている小さな別基板がジャイロセンサー。こいつのおかげでカセットがでかくなっているのだ。
よく考えたら振動用のモーターもなんかに使えそうですなん。


ちと今回は明確な元回路図無く行き当たりばったりで作業しているので美しくない。
写真だと隠れちゃって見えないけれども、ジャイロセンサーの裏には 3V のレギュレーターがあってセンサー用に電圧を落としている。
最初はセンサーの出力をオペアンプで増幅して読み取らないとと思っていたけれども、実際にやってみたらセンサーの出力範囲が 0〜2.6V だったので直に繋ぐことにした。PIC側の A/D が 10bit あるから 9bit 精度で読み取れるし、まあ良いか。
カタログの「基準電圧 1.3V」というのが、0〜1.3V 出力じゃなくて、静止時平均が 1.3V でした。

どっちかというと読み取った後のソフトが大変そうだ。
静止時といってもアナログデバイスなので揺らぎノイズがあるのだけれども、これが大体出力的に換算 1度前後の角速度でぶるぶる震えている。落ち着かせる方法がないので、ずりーっとドリフトしていったり。
移動の閾値をつけると、小さな動きに対応できないしで結構悩む。正面から横に向け、また正面に持ってきても閾値と積分ドリフトで元の数値になっていない。
まあ、わかってはいたことだけれどもね。

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