コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

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PIC デバイスのプログラム開発を始めると必然として、ライターとターゲットの間をいったりきたりになる。ちょいと焼いてはターゲットに刺して確認、失敗なので外してライターに戻しコード修正してまた書き込み。
その手間はともかくとして、ターゲットの IC ソケットからの抜き差しするときにデバイスのピンを傷つけてしまう。何度も繰り返すうちに曲がったりしちゃうのよね。
まあ、昔は業務で 36ピンを毎日抜き差ししていたもんだけれども。

PIC用語で「ICSP(In Circuit Serial Programming)」とゆーのがある。ターゲットにデバイスを刺したまま、直接プログラミングしようというものだ。
ICD2 などは ICSP で書き込む事になっている。



PIC デバイスの工作にも慣れてきたので、実験専用のボードを作成することにする。いつまでもブレッドボードというわけにもいかないので。


制作途中のスナップショット。
PICデバイスの駆動と LCD表示ユニットを繋いで表示ができるようになったところまで。他のリードはまだ繋いでいない。

今回の実験ボードで使うデバイスは PIC16F876A、28ピンで 3ポート持っている多機能デバイス。汎用実験にちょうど良い感じで。
流石に 28ピンともなってくると ICソケットの抜き差しが心配になってくる。
そこで ICSP できないもんかとぐるぐる考えるわけだ。
SPW-10 PRO には外付け(フラットピンユニットとか)で焼き込みができるように 6ピンの端子が付いているのだけれども調べてみるとちょいと使いづらい。VPP と VDD が出力されないので色々調べると、8〜14ピンデバイスの設定ときに出力されることがわかったので設定を弄ってみたりするけどもなんかいまいち。



そこで簡易ジャンパーを作成してみる。


こんな感じで。

でも結局失敗。
読み書きは成功するんけれども、データが全然違う。
うーん、ライター側が対応でないと駄目なのかしらん。
回路の方はまだ何も作ってないので直結に近いんだけどなあ。

ひとまず諦めて、デバイスを抜き差しする形に戻る。
また、気が向いたら調べてみよう。
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