コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

hatena bookmark

「つみょん」のコネクタとその信号についての仕様です。

「つみょん」は主に基板の形状と、コネクタの仕様を規定するプロジェクトです。
コネクタの仕様を決定し、それにそった基板を作る事はプロジェクトの肝とも言えます。

2015-03-23_121743

CN1 と CN2 の配線は上記の図の様になっています。
CN1 の ①②④ と CN2 の ⑪⑬⑭ の赤で示されているところは電源ラインです。両方に必ず電源ラインを引き出すようにしてください。上図だとわかりにくいですが、電源ラインは点対称で配置されています。つみょん基板のコネクタは CN1 と CN2 がずれる配置になっていますが、それでも逆刺しすることは可能です。もし逆刺しをしてしまっても電源ラインがショートすることがないようにこのような配置となっています。
電源ラインには 5V と 3.3V がありますが、使用する方だけを供給し他方は NC としても構いません。
その場合、基板上のシルクに 5V と 3.3V のどちらを供給するかを記載することを推奨します。

電源ラインに隣接する 3本は緑色で示されていますが、これはシリアル通信に特化したピンとなります。
UART や SPI や I2C 等種類は問いませんがどれか 1つをこの部分に載せることができます。
CN1 の ③⑤⑥ は汎用のシリアルポート、CN2 の ⑨⑩⑪ もシリアルポートですがマイコンのプログラミングに使用します。CN2 のほうも汎用シリアルとして使えるのならばそれに越したことは無いのですが、最初に提供する PSoC4 では Xres/SWD に割り当ててしまっているので汎用シリアルや GPIO として利用することはできません。
PSoC 以外のマイコンであっても、CN2 のこの部分にプログラミング線を納めるようにしてください。

それ以外の 16本は汎用 GPIO となります。
PSoC の場合特に用途の指定はありませんが、GPIO 以外の機能として使う場合 CN2 の ①~⑧ をアナログ入出力関連に、CN1 の ⑦~⑭ を PWM 等のデジタル特殊出力に割り当てることを推奨します。

connetor_1

実際の PSoC4 基板上での信号は上図の様になります。

DSC00837
ピンコネクタは 2×7 列の足が長い「連結型」を用います。
この長いピンで積み重ねて行けるわけですね。

Leave a Reply