コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

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マイコン電子工作を始めてから、作ってみたいと思っていたものがある。
いや、作りたい物は結構沢山スタックしていて部品箱の中で出番を待っているものが沢山あるのだが。これはそんななかの一つであり、本当に初期の頃から「いつか作ってみたい」という憧れになっている物。それが「簡易ロジックアナライザー」の作成。
PICマイコンでの工作記事を探している時に見つけた「PICでロジアナ」の記事。これをみて、PIC 工作を物にしてみたいと思った。
マルキン’ず工房さんでもロジアナ制作記事がある。
マイコンではなくFPGA+SRAMだが「カメレオンUSBロジックアナライザー」も安価な簡易ロジアナとして有名なところ。

簡易ロジアナとはなにかというと、データ信号を定期的に RAM に記録し後で読み出せる装置のことだ。数KHz 程度ならマイコンだけでドライブできるけれども、ある程度の速度で調査したいとなるとデジタルロジックの補助が必要になる。
では自分で作るとしたらどうなるだろうか。
マイコンはマイブーム継続中である PSoC で良いとして、SRAM のコントロールをどうするかである。SRAM 自体は買い置きしてある SRM2B256SLMX55 を使うのだが、ドライブする I/O が不足気味。そこで CPLD を使ってアドレッシングを、シリアルインクリメントな感じでコントロールする。

ここで回路図を起こすとこんなかんじに、


参考にしたわけじゃないんだけれども、書き上がった後みてみたらマルキン’ず工房さんとこのとほとんど同じ構造だったり。あちらほど丁寧に作られてはいないけれども。

PSoC も CPLD もソフトウェアでピンが設定できるので、本数があっていればあとはなんとでもなるだろうという気楽さがうれしい。

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