コメを噛め

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rerofumi の電子工作メモ

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IOが沢山あってそれなりにパワフルでお安いマイコンが使いたくなり、STM32 に手を出してみることにした。てなわけでまずは Strawberry LinuxSTBeemini を入手。

さて、ボードも買ったことだし開発環境を作るかと LEDチカチカもさせずにいきなり GCC toolchain をビルドし始めたというのが今回のお話。
toolchain バイナリは DevKitPro がスタンダードかと思っていたら、今時だと CodeSourcery G++ なのだそうで。知らなかった。(追記: YAGARTO ってのもあるらしい)
しかし、CodeSourcery G++ は GNU GCC toolchain だといっても一応商用のライト版だしなー、とか。他の環境はなんやか制限があるしなー、とか。Cygwin ネイテブはないしなー、とか。色々思うところあって、久しぶりに自分でビルドすることにした次第。

以前 SDL の時にやったように、ぽちぽち手作業でビルドしてその時の手順や configure 引数を rake 形式でメモしていくもの。
rake(make の ruby 実装) 一発でソースをダウンロードしてきて自動的にビルドできるのだけれども、どっちかというとドキュメントを rake というフォーマットで書きましたという意味合いの方が大きいのでできればスクリプトを読んでいただけるとありがたく。

Download: fumi2_cortexM3_toolchain-0.0.1.tar (4KB)

上記スクリプトでインストールされるのは

  • binutils-2.21
  • newlib-1.19.0
  • gcc-4.5.2

といった一応現時点で最新のもの。
言語は C と C++ の二つ。
まあ、STM32 で C++ が使い物になるかどうかは知らないけど。

ターゲットは Cygwin, MacOSX(10.6), Linux でそれぞれでビルドできることを確認している。
ただし、Wow64(Windows 64bit)上の Cygwin では、この規模のビルドは fork エラーが出たりして完了できないと思う。実のところ、4日前後この問題と取っ組み合いしていたのだけれどもお手上げした。Cygwin で使いたいひとは Win32 環境でビルドしてバイナリだけ持ってくるのがオススメ。
MacOSX や Linux は何の問題も無し。

参考程度に Cygwin 版のバイナリを置いておく
Download: cortexM3_gcc_toolchain.tgz (76.5MB)

この toolchain で、Strawberry Linux の STBee ページに置いてある LEDチカチカサンプルをビルドし無事実行できることを確認している。

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