コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

Archive for 4月, 2014


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パテなども使ったので外見として色が統一されていないし多少のデコボコも存在している。
これをエアブラシを使ってサーフェイサーと塗料で仕上げていく。
実はエアブラシ初体験なのでその修行。

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塗装し終えた。

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パテで埋めた角の部分もそれなりに仕上がっている。
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デカールも張ってみた。
デカール保護のためにこの上にさらにクリアも吹いている。

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そんなこんなで一通りの完成である。
上辺がボロボロだったり作りが甘いけれども、個人的には修行的作業ということでそのへんはご容赦。

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ちょっと大きめのケースを 3Dプリンターで自作するといった趣向のプロジェクトだった。
やっぱり3Dプリンターだと細かいものが作れて便利で、ケースの縁にキーボードを引っかけるツメを作ったり、上記写真の様なネジ間を押さえる部品とか本当にちょっとしたパーツを作るのに役立ってくれた。

最近は i686 アーキテクチャのマザーボードも小さくなっているし、そういった Windows マシンもキーボード一体型で作れそうな雰囲気である。
皆もぜひ作ってみてほしい。


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pcDuino 基板の他に USB HUB も組み込みたいので、安価で小型な USB HUB を買ってきてそれがはめ込める様なケース部分を作成。
USB HUB をケースにあてがって「セメダイン スーパーX」でべたべたと固定してしまう。
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外部から見るとこんな感じ。

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pcDuino 基板部分と USB HUB 部分以外は現物合わせでサイズを出して出力。
結果として四分割になった。
この頃はキーボードがはまり込むようにツメもつけてあってちゃんと乗せられる箱になっている。

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このままだと3Dプリンターの積層跡が丸見えだったり、3Dプリンター出力品特有の反りによって隙間が空いてしまったりで今ひとつ完成度としては高くない。

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そこで、箱の五面に化粧板としてプラバンを張って表面を仕上げていくことにした。
やはり「セメダイン スーパーX」でべたべたとプラバンを貼り付けていく。

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角の部分は丸みをつけてしまった関係でプラバンで覆えなかったりする。そういった隙間が空いてしまったりしている部分はパテで埋めてヤスリで仕上げていく。
段々普通の工作になってきた。

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途中途中の写真でパーツ間に隙間が空いている残念な光景が見られると思う。
繰り返しになるが、これは3Dプリンターで出力する際に樹脂が冷えて縮んでしまうことによって生じる反りである。
この反りと反りで隙間が空いている部分は内側に「セメダイン スーパーX」を流し込んで目地埋めしていく。
どんだけ「セメダイン スーパーX」好きなんだよというくらいに多用していく姿勢。


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キーボードの準備ができたということでその下部、pcDuino が収まるケース部分を自作していく。
その下の箱をどうやって作るのかについては色々と考えた。単に箱を作るだけだからプラバンやアクリル板で組んじゃってもいいし、わっかを作って上写真にある分解前の底パーツを底上げする形で箱にしちゃっても良い。
でもやっぱり 3Dプリンターで作成していくことにした。
理由としては上記写真の様に側面に緩いRが付いていたことにある。この部分を手で切削できる自信がなかったと、穴開けとか面倒な部分があるんなら CAD で設計したいなということで。

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キーボードの奥行きを実測しながら、どれくらいの奥行きと高さにするべきかを出力しながら作っていく。

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小さく小さく試作を繰り返しながら少しずつサイズ検討を重ねていく。

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奥行きと深さが大体定まってきて、pcDuino を納めるのに丁度良いサイズを見つけたあたり。
この時はサイズのあたりをつける作業なので、3Dプリンター特有の出力中冷却による歪み、曲がりに付いてはノーケア。よく見ると曲がっていたりする。

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そして本番出力。
普段は底面としてテーブルにくっつける側面部分をわざと天井に持ってきているのは、出力中の冷却歪みを避けるため。テーブルに接した面がどうしても歪んで反るため重要な部分を上に持っていくという作戦。
このために meshMixer のサポートモデル(枝みたいに伸びている支え)を利用している。
サポートの直上になる面(この写真では天板の底)はどうしてもボロボロに荒れるけれども、このケースの場合は内側にあたるので見える部分じゃ無いし良いか。という割り切り。

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基板をネジ止めする穴もバッチリで、良い感じのケースに仕上がった。