Archive for 10月, 2007

どうしてお穴が空いてるの〜

なんとなくやってみたくなったので、
ちくわシェイク
マクドナルドのシェイク(ストロベリー味)をちくわで吸って飲んでみた。
シェイクがくそ甘いのに対しちくわのなんと塩しょっぱいことよ。ちくわだけで食べているとそんなこと気にならないのにね。
画的におもしろくないので動画は撮影してないのです。

飲んでいる途中でちくわをむしゃむしゃ食べてしまうあたりが難点。
ちくわおいしいよちくわ。

ちくわ酒
日本酒にちくわ。これは普通においしい。


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駄目なものを楽しむ粋さ

ニコニコ動画でなんか流行っているらしい「チーターマン2」。ちらちらと視野に入るものの、なんとなくスルーしていて先日ようやく起爆動画とその周辺を見て回った。なかなかわかりやすいクソゲーぶりに微笑む。
昔からクソゲーというのは尊ばれてきたが、ただ単に駄作というのではなく中途半端ではない酷さに笑いを誘い、ゲーム自身とはまた違った独特の消費のされ方をされるものだ。
んじゃ、この「チーターマン2」が普通に紹介されていたらここまで面白がれたかというと微妙なところで。
このあたり「つまらないものも面白くするニコニコスパイス」の威力だと思う。

そういや、ニコニコ動画で面白いと思ったものってどれも大したことない動画だったような気もするなあ。

最近はあまりにも名前が広まりすぎた初音ミクに対して「なぜ人気があるのか」的な考察Blog記事を多く見かけるようになった。まあ、いろんな論が展開されているが、どうも上辺だけで滑っている感がぬぐえない。
人間の歌手に置き換わるのか、とか。このレベルではあの歌手の味は出せない、とか。
駄目なものを可愛がるというニコニコにおける「初音ミクはアホの子」という認識がかっぽり抜けているんじゃないかと思うのよね。VOCALOIDは現状そんなに凄いものじゃない、でも面白くて(駄目なところが)かわいい。
そもそもニコニコで音声合成やボーカロイドがウケていたのって、自然だからじゃなくてロボっぽさが面白いからだったりもする。空耳コメントという文化がそれをさらに面白いコンテンツへと育てるといった土壌。
完璧さを求めないことで生まれる娯楽というものがあるに違いない。

そりゃまあ、第一線で活躍している著名人はうまくて凄いけれども、近所の子の上手い下手もそれなりに楽しめるものだよ。と、そんな粋さを持ち続けたいものだ。


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数は力となりうるか?

『「文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会中間整理」に関する意見募集の実施について』のパブリックコメント募集が開始されているのはご存じの通り。
これまでの経緯からネットワーク上で声を上げても駄目で、実際に人が動いて影響していかないといけないというのが見えてきている状況。
そんなのんびりしていられない状況であるということで「MIAU」が設立された、というのはニュースサイトで取り上げられていたからみんな知っていることと思う。
取り敢えずどれだけパブリックコメントを集められるかという状況なんだけれども、この問題に敏感に反応しうる集団にどうやら火の粉が飛び移ったみたいである。ニコニコ動画に集まるニコ厨のみなさまですな。直接自分たちに影響があることだからこれは良く燃え上がるよー。
MIAU の記者会見ビデオも Youtube だと 50前後の二桁しか再生されていないのに対し、ニコニコでは数千Viewを超えている状態。問題を問いかける動画は 18万View を超えているし、関連動画がどこどこ投稿され、支援コメントがじゃかすか打ち込まれている。
あの空気に乗れるのならば、ちょっと熱いお祭り騒ぎ(の前夜)といった雰囲気だねえ。

丁度「初音ミク」で激震が続いていたのに繋がってしまうかもしれん。
結果はわからないけれども、面白い事になりそうだなあ。



オープンエモーションという考え方

オープンソース系の実力者は、その Blog も面白いなあと思う事が多い。
以前から漠然と思っていたものの説得に足る材料が揃えられていないため口外してこなかったことなのだが。
結局、今の時点でも統計をとっているわけではないので単に私がそう感じているといった程度に受け止めて貰いたい。

オープンソースというと「無料」というイメージがつきまとうが、本来はそういった金銭的なお話ではない。文化をみんなで育てるという割と当たり前な事をしようとしているだけである。
文化を発展させるためには、誰でも参加できるようにした方が良いよねということを若干強調しているに過ぎない。ただ、その強調部分が「金銭的なお話」の人の何かを逆撫でしてしまうことが多く、あらぬ方向で火の手を上げてしまうのだが。

オープンソースと直接的には関係ない記事だけれども dankogai氏の「気前がいい」関連やその周辺の反応は興味深く読ませてもらったし、その後しばらくたっても頭の中に残っている。

404 Blog Not Found: 気前という技術
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50864723.html
404 Blog Not Found: 頭がいいより気前がいい
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50773505.html
www.textfile.org: 頭がいいより気前がいい(反応記事)
http://d.hatena.ne.jp/textfile/20070226/kimae

オープンソースという言葉を使ってしまうとどうしてもコンピュータープログラムがイメージされてしまうため話しの発展性が無くなるが、要するに「技術」や「知識」や「嬉しさ」をできるだけ公開・共有してお互いの意見をぶつけあいより良くしていこうということだと思う。
別にそこにおいて「金銭的に儲かる」話しをしても実は良いのだけれども、文化的発展を阻害するのだけは御法度である。そして、過度の私欲追求(お金だけじゃなく、名誉や権力も)は文化的発展の阻害要因となることが多いので、非難対象とされやすいというだけの話しだと思う。

あんまり外れた所に力をいれてもしょうがないので Blog の話に戻るけれども、オープンソース系をその様に理解し活躍されている人ってのは Blog に対する姿勢もオープンソースと同様なのではないかと類推するわけだ。
つまり、技術を伝搬し知識をぶつけて切磋琢磨していくための文章だからではないかと。
Blog なので思想的なものだけではなく、感情的なものも良く記述されている。でもそれにおいても、単なる日常を記した個人日記やメモというわけではなく誰かに伝えるためのもの、ひいては文化的発展に関与するためのものであるとみている。そして、そういった感情論の上に技術や知識が乗っかって味わい深い記事となっていくのだ。

そういった、オープンソース的だけれどもプログラムに因らない Blog エントリーはどう表現すべきなのかと考えていたのだけれども、言うなれば「オープンエモーション」といったところだろうか。
ソースコードと同じくなんでもかんでもオープンにすれば良いという物ではなく、文化的発展を狙ってここぞというところをオープンにしシェアしていく、そんな感じ。

以上の様な視点で Blog をみていくと、意外と重要なのが間違った見識でもって書かれた記事であることにも気がつく。もちろん間違っているのでその記事自体は害なのだが、それを諫める識者の反応がとてつもなく役に立つ。様々な正解が寄せられて比較できるのもそうだが、答え合わせをして何が間違っていたのかを考察することが勉強になるのだ。
タコも財産なり。


By rerofumi in コラム,文化   .::. (Add your comment)

業務連絡という名のテレビデジタル化自慢

ここ数日アクセス数が増えており、流石は初音ミク嬢は時の姫だと感心しきり。
ご贔屓の方も一見の方もごきげんよう。
そんなアクセスに割と涼しい顔で耐えてくれている我が家のサーバーちゃんに感謝。「ぽえりな」の時はアクセス過多でサーバーが落ちるという恥ずかしい体験を本気でしたけれども、最近は安いPCでもすんごいパワーがあるもんで全然苦しんでいる様には見えない。

さて、そんな昨今でありますが、タイミング悪く宅内工事のため10月20日の午後に 1時間ほど回線が切断されます。それに伴い、うちのサイトが見えないだけでなく1時間ほど行方しれずになりますのでご了承ください。
下手すると DNS の関係で復帰後即座に繋がらないかも。

なんの工事かというと、わが家の Bフレッツ光ファイバー回線に「スカパー!光」の終端装置を接続するための工事です。わーぱちぱち。
思えば一年半前、スカパー!光を契約しようにも家の領域だけが未サポートで憤慨したものだったけれども、ふと気がつくとサポート開始していたのでさっそく申し込んだ次第。地上波デジタルも搬送してくれるので、これまでアンテナが無くて地上デジタルが安定して見れていなかったという事態とはおさらばさ。

しかし、見れるようになったは良いけれども、地上派放送ってとんと見なくなっている事に気がついてみたり。まあ、あったらあったで観るかネギま!pureとか、みなみけとか。

[追記]
Oct.20.2007 13:55頃、工事が終わりました、13:00頃開始でしたのでこの間 1時間ほどアクセスできなくなっていました。その前もちょっと重くなっていたりしていました。ちょうどその時間にアクセスしようとしてできなかった方はごめんなさい。


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ちょっと前にカップ酒ブームというのがあってだなあ

sake_no_hon_!
酒の本♪

ニコニコ市場15人目は私です。
読んでいるとやっぱり飲みたくなってきて、あれこれとカップ酒を買い込んできてしまう罠。


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同人誌即売会参加の際は周辺に迷惑をかけぬよう

そうえいば先日、成田香車氏が「この(同人誌即売会)イベントがすげえ」とか言っていた。
なんでも、その日に小規模イベントがごちゃまんと開催されてるのだとか。まあ、関東周辺では毎週なんらかの小規模イベントが行われているわけなんだが、祝日となると予め設定や場所の確保がしやすいらしく特に密集する傾向がある。東京産業貿易会館とかは1フロアに2イベントが3階分とか、内容もごちゃごちゃで混沌としてたりとか当たり前だもんなあ。

で、そのすごいとかいうのが11月3日(文化の日)の大田区産業会館Pioの事らしい。

……
………えっ?11月3日のPio?
今世間で話題水蒸気爆発の初音ミク中心イベント “THE VOC@LOID M@STER” じゃないすか。
気になってケットコムを見に行ったところ……、本当だこれはすごい。
なるほど、元々「2007スキマフェスティバル」という紫様専用イベント20〜30サークル規模のオンリーイベント寄せ集め文化祭みたいなものだったのね。それを Pio の大展示会場でごちゃっとまとめてやってしまおうという。
趣旨としては悪くなかったと思う。ただ一点、その直後における初音ミクのブレイクぶり以外は……。

おそらく当日は地獄絵図と化すのではなかろうか。つるかめつるかめ。
そういや、なんかブレークしかけたジャンルに限ってPioで行っているような気がするなあ。Brandnew-Leaf の初回とか、Typemoonとか、ROとかそうじゃなかったっけ。ひぐらしは初回秋葉原というそれはそれですごいものであったが。
世間の話では VOC@LOID M@STER は参加希望多数により抽選でけっこーな数が振るい落とされているらしい。それでこの数なんだから、どんだけなんだみくみく。
コスプレ登録も定数で締め切られているあたり。気になる?

そういったバランスがとれないくらいの人気ジャンルイベントが開催されると、大抵周辺の地域住民からおしかりを受けることになったりする。特に Pio は周辺に住宅があるので、そこに一見奇妙な団体が集まっているといぶかしんで来ることがあるのですよ。
なので、こういう時こそマナー良くさわやかにイベントを楽しみませう。道路に座り込んで買ったばかりの本を読んでいるとかもってのほかなのです。
会場の中でも他のイベントの迷惑にならないようにしないとねえ。これだけ色々詰まっているのはともかく、人気が偏っていたりすると隣接イベントのサークルも快く思わないだろうし。

サークルにとっても参加者にとっても楽しいイベントになりますように。
ところで初音ミクは「貧乳補完計画」のほうjy(ネギ


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VOCALOIDファン、そして初音ミクファンが目指すべき高み

dankogai氏による良い記事が公開されたので、それに影響された形で敢えて書いておこうと思う。

「ニコニ考 – ニコニコ道が見えてきた」
先日のニコニコ動画(RC2)発表会と、ニコニコ動画の特徴についての概念的まとめ記事。

『ニコニコできるなら境界は曖昧で良い』
なんといってもこの言葉に尽きると思う。
ここでの線引きとは「権利者と利用者」に限らないはずなのである。ぼかしても回りくどいだけなのでざっくりいうと「敵と味方」という線引きも曖昧な方がニコニコできる。
アイツは敵だと線引きをしてしまっては争いが生じるだけで無意味に疲弊するだけである。敵も味方といった境界が曖昧なまま、自分たちは自分たちの好きなようにニコニコしていれば良いのである。そのニコニコが大きくなっていけば対岸の人も無視はできなくなるだろうし、いつかは強力な味方になっているかもしれない。いつ味方になるかわからないなら境界はぼやけていた方が良いに決まっている。

以前wat氏がクリプトンのBlogで語っていた様に、VOCALOID2のキャラクターボーカルシリーズは CV02, CV03 とリリースしたところで初めて完成となる。
「初音ミク」という突発的な流行病で終わってしまうのではなく、CV02、CV03も同じように商品として、キャラクターとして育てていく必要があるし、それを担うのは私たちユーザーの役目(と書いて愉しみと読む)なのだ。
それら三姉妹(姉弟?)が揃ったとき、VOCALOIDとバーチャルアイドルがどれくらい認知されているかが勝負である。つまり、半年以上かけてじっくりと望む、やりがいのあるプロジェクトなんだよこれは。
だから今はもっと良い作品、もっと楽しい馬鹿作品を作ることに専念していれば良いんじゃないかなあ。

なんで私が初音ミクに腐心しているのかというと、コンテンツは与えられるものではなくユーザーの手で作られていくものだという信念があるのですよ。
今はコンテンツよりもキャラクターが重要な時代で、そのキャラクターをオープンソース的にみんなの手でピンポンしながら大きくしていくことができないかと考えている次第。そして、今そこにもっとも近い存在が初音ミク(とCVシリーズ)であり、それを育てる最良の場がニコニコ動画だと思っているのです。
もっとも、そんな大それたお題目が無くても「楽しいから」「ニコニコできるから」で十分なのですよ。

少々心配しているのはクリプトンフューチャーメディアの事だったりする。
社長の立場表明で、私たちユーザーの事を第一に考えてくれており味方でいてくれることにちょっと感動した。しかし、そのためにコントラストがくっきりしてしまい黒の方も明確にしてしまったことに対して危惧せざるを得ない。
クリプトンフューチャーメディアがユーザーを守ってくれる様に、ファンもクリプトンを応援し味方になっても良いんじゃなかろうか。
取り敢えず応援の意味も込めて、ループやソフトウェア音源を2〜3個発注してみようかねえ。

今はちょっぴりどころじゃないくらい悔しいんだけれども、いつか無視していたことを後悔するくらいに大きく育ててやるんだ。



波が駄目ならIPにのせればいいじゃない

えー、表題はマリーアントワネット風に読んでください(わかりにくいって

アニメのテレビ放映が既にDVDを売るための広告にしかなっていないことから、アニメはテレビというメディアを捨てネットワーク放送に移っちゃえばいいのにとかいっている人がいるということを前にも書きましたな。
個人的にも概ね賛成ではあるのだけれども、ニコニコ動画の視聴数がどんなにすごくても地上波テレビという無料でみれる媒体の視聴者の方がはるかに数いるのでそうもいかないよなあと思っている次第。それ以上に、魅力的なコンテンツがなかなかインターネットの方に流れて来てくれないので実際にどれくらい有効なもんなのか計れなかったというのがある。

でも、今期は違うかもしれないのですよ。
「こどものじかん」(愛略こじか)がその役を担うのかもしれないのです。
ここを覗いている人は知っているだろうからあまり説明はしないけれども、最初の時点でも日本で 4局しかオンエアーしないという状況(その時点で私は範囲外であった)だったのに、2局が自重して放送取りやめ、頼みの綱のCS放送も交渉決裂という散々たる状況。そんなところに Biglobe のストリーム放送が配信を決定。見れない人の方が多いので、実質インターネットでの配信が中心でかつオタが注目しているアニメタイトルとなるのかもしれないのですよ。
〜〜〜
まあ、こじかの展開を見ていると配給者側に問題があったようにしかみえないのですけれどもね。
Nice boat. のときもそうだったけれども手を引いた放送局に対し反発してみたものの、実際は放送局の態度の方が真摯だったというパターンかもしれず。
〜〜〜

んでまあ、Biglobeストリームを覗きに行ってみると他にも「キミキス pure rouge」の配信が決定していたりして、地上波テレビ放送と平行で1週間だけ無料放送を行うというタイトルが今回は目立っている事に気がついた。
他のインターネットストリーム放送の所もうろうろ見て回ったら、「灼眼のシャナII」とか「ef」とか結構それなりに配信タイトルが存在している。
要するにバンダイビジュアルの B-ch が、今期のアニメタイトルのいくつかを地上テレビ放送と平行してストリーム配信で流してくれているのね。
ひょっとしてこれバンダイビジュアルとしては大きなチャレンジなんではないだろうか。
ちなみに「こどものじかん」もバンダイビジュアルだね。
そういえば B-ch は以前からコンテンツをそろえる事に意欲的で、今では結構な数のタイトルがそろっており(有料だけれども)好きなときに見ることができるようになっている。そのあたりは評価していた。

テレビ放送と平行でストリーム配信を行っていたといえば「ガンダムSEED」がそうだったのだけれども、あれは地上波テレビ放送が行われている地域限定で放送が終わった後という妙な縛りが入っていた。しかもフレッツ.NETなのでNTTの回線を使っていてなおかつフレッツ.NETにつなぎ直してみないとならないというめんどくささてんこ盛りな仕様だったな。NTTの地域IP網を使うからエリア縛りができていたというところなのだろう。
しかし、今期のアニメでいうとシャナとガンダムOOはテレビ局も制作費を出しているタイトルだからストリーム配信には渋そうな気もするけれどもな。そのへんはバンダイビジュアルの力が強いということなんだろうか。まあ、DVDが売れないと制作費の回収もできないだろうしな。

そんな風にゆるゆるとアニメジャンルからインターネット配信が始まりつつある予感漂っているのですが、そんな風潮に乗っているようで逆の事をやっているところもありますな。
i-revo が地上波テレビ放送「されなかった」エリア限定でストリーム配信するシステムを作成し、「スカイガールズ」を配信開始するそうで。
ローカル局に対する区域外再送信を配慮した打開策的なシステムに見えるが、そもそもでそんなことを気にしてDRMを強化しているあたりまったくもってユーザーの為ではないわけである。ほんじゃなんのためか、そんな人のお金のためになんでそんな回りくどい苦労をせにゃならんのかと。

エリア限定はまあともかく、地方でこれまで見れなかった人にもリーチできるようになってきているわけだから少しずつ変わっている感触はありまする。

しかし、そのように良い感じになりつつあるストリーム配信だけれども、私は滅多なことでは見ていないのが現実。
なんでかというといくつか障害があるのですな。

1) Macintoshでは視聴できない
WEBとメールはMacBookで閲覧していることが多いのだけれども、ストリーム配信はほぼ全てが Windows DRM のみなので、Windowsマシンを立ち上げてよっこらしょとそちらに移動しないと見れないのです。

2) Firefoxでは視聴できない
普段使っているブラウザがFirefoxなのだけれども、ストリーム配信サイトはIEしか受け付けないのです。よっぽど見たいときはしぶしぶIEのほうに切り替えてよっこらしょと見始めるのだけれども、大抵はそこで萎えてしまってサイトを去るばかり。

そういった制限のないニコニコ動画やYoutubeが如何に快適であるかの事よ。

まあ、最後のは単なる好みの問題から生じるものなので捨て置いても良いけれども、「こどものじかん」はかなり本気でストリーム配信を利用しないとならないかなあと考えている次第。



初音ミク時計動画のBGM


昨日の初音ミク時計はニコニコ動画への投稿前提で作っていたわけなんだけれども、動画のために(毎度の事ながら)BGMも作っていたりする。工作そのものより曲制作と動画制作の方に時間がかかっていたりするのは秘密だ。
いつもは適当に動画から吸い出してねというスタンスでいるんだけれども、今回は動画編集の関係で一部ミュートした形での掲載になっている。なので、要望があったら曲単体でアップしようかなーと考えていた次第。

で、ありがたいことにポジティブコメントがあがってきたので、こっそりとMP3で置いとくのです。ついでなんで「かにかまぼこの歌」も併せて置いておこうか。
どちらも動画のBGMとして長さを決めてから作り始めているのでこれが全てで Full サイズとかは存在していないのです。

MP3/初音ミクが告げる時
MP3/かに風味かまぼこ賛歌

おまけでちょっとだけコメント。
どちらの楽曲も適当に ACID Loop(DTMにおける素材集のようなもの) を繋いで作ったものですな。ゼロから全てでここまでのバッキングは作れないです、はい。
時計〜の方は ACID Loop の ”euro techno” がメインで、かにかま〜の方は ACID Loop の ”ROCK” がメインだったはず。それを一番良く使っているってだけで、実際はあれこれごちゃ混ぜですが。

『初音ミクが告げる時』
音声時計を作るために切り出したミクのwavパーツを使ってドラムサンプラーでぽこぽこ鳴らしてみたというもの。
みんなが一生懸命 VOCALOID で歌わそうとしているところを敢えて歌わせず素材として声だけ使うという企画。のつもり。

『かに風味かまぼこ賛歌』
なんでカニカマなのかと聞かれるところなのだけれども……。
「かにかまなんて所詮紛い物で本物の蟹には適わないね、もっと進化して本物の蟹と同じ味になったら買ってやる」
上記の様な台詞を読んで同意できるか、それとも割り切れない哀れな人だなあと思うか。
というわけで、これは非常に回りくどい音声合成技術賛歌なのです!とか言っておくとカッコイイのだろうけれども、実際の所かにかまぼこを食べていたら浮かんだフレーズでしかありません。
かしこ。


By rerofumi in DTM,音楽   .::. Read Comments (5)


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