Archive for the 'アニメ' Category

毎週水曜のおたのしみ

ふらふらとマンガ喫茶へ趣き、フリーのソフトドリンクをかっくらいながらマンガを読みふけってみたり。
お目当ては「ヒカルの碁」。
ヒカ碁はマンガではチェックしておらずアニメ版の方をずーっと観ている。
この間プロ試験編が終わって新初段シリーズに突入したのだが、どうもラストの越智との対局があっけなくてすっ飛ばされている感があったのでマンガの方で確認しようというのが目的。
ふむふむなるほど。別にすっ飛ばしがあったわけではなくて大体マンガに忠実なんだけど、終局まぎわの起死回生部分がちょいと抜けていたり描写が弱かったりしている感じなんだな。和谷との対局もそんな感じで、詰めの部分の迫力がマンガのほうが良かったりする。
アニメも割りとマンガに忠実であるのだけど適度にはしょって尺を積めてあるのだな。結構うまい感じ。
なんで「ヒカルの碁」のアニメを観ているのかというと、たまたま1話目をみたからなんだけど。けど、このアニメは演出がわりとうまくてなかなかに良いところで終わってくれる。それで「うわー続きどうなるんだー」と気になってしょうがなくなりついつい次週も観てしまうのであった。そんなのがずるずると続いて今に至るうちにすっかり毎週のお楽しみとなってしまった。その毎週のお楽しみ感をよりいっそう高めるために敢えてマンガには手を出さないことをココロに決めたのである。
今回だけはどうしてもマンガとの差違が気になったのでアニメで進んでいる所までを読んでみた次第。

しかし、ビデオやソフトが反乱した昨今では「続きが楽しみで来週が待ち遠しい」というテレビ番組やマンガがめっきり減った気がする。自分が大人になって子供の頃のワクワク感を持てなくなったというのが大きいような気もするけど。
だからアニメ「ヒカルの碁」での続きが気になる演出(マンガもそうなんだけど)はかなりお気に入りだし、その久しぶりのワクワク感を自分でも大事にしている。
めちゃくちゃ小さいことなんだけど、でも何に付けてもワクワク感ってのは良いよね。



つぶやき 05/26/2002

OVA版「ONE 〜輝く季節へ〜 桜の章」購入。最終巻である。
あああ、結局 4巻全部買ってるよ>俺
実はかなりお気に入りだったり。
アニメ版 KANON の様にゲームシナリオを撫で直しただけでなく、ちゃんと
オリジナルストーリーっぽくなっているあたりに好印象。正直アニメ版の
KANON よりこっちが好き。
でも人に見せるとおそらく10人に 8人は眉をしかめて「何コレ?」と
言うこと請け合い。一言で言うと「怪作」もしくは「迷作」。

惜しむらくはキャラがみんな立ちんぼでボソボソしゃべっているだけ
なので萌えもなんも無いこと。逆に KANON はキャラ萌えが全てであった。

まー無事最後まで出て良かった良かった。
(妖精姫レーンの事を根に持っているらしい)



つぶやき 01/28/2002

すっかり「天使のしっぽ」にご執心である。
そんな勢いでファンサイトを作る事になり、さらに勢いかまして
専用のドメインを取得してみる。

http://omamori.shimasu.net/

「この身にかえてもお守りします!!」
天使のしっぽ(P.E.T.S.も)劇中の名文句である。

しかしファンが応援のためにドメインを取るというのはよくある
事として、やはりその取得ドメインはオフィシャルの迷惑になら
ない様気をつけたいものである。いや、少なくとも私はそのように
心掛けたい……と思っている、つもり。
キャラ名やコンテンツタイトルそのままってのはやっぱり避けたい
やーね。
そんな感じで悩んだ結果取得したのがこの shimasu.net という
ドメインなのでした。ちなみに shimasu.com ってのは既に取得済
でした。(でも日本人じゃなくてアメリカの企業が押さえていたん
だよね、なぜか。サイトも存在しないし。)
さらにちなむと shippo.[com|net|org] なんて誰でも(他用途で)
思いつきそうなドメインは完全に塞がっています。

しかし、この shimasu.net って結構おいしいドメインな気がする
んだけど、良く空いていたよなあ。(org はまだ空いています)
「〜しますね☆(っと)」ってイケテいると思うんですが。
てなわけで悪ノリして 〜@otayori.shimasu.net というアドレスを
作ってみたり(笑)。



つぶやき 12/30/2001

2001年12月30日、私はビッグサイトに居た。
そう、東京コミックマーケット61、通称冬コミである。
ここしばらくなにかと余裕がなくて同人誌即売会にはとんと疎遠となって
いたので本当に久しぶりな参加である。コミケとなるとそれこそ 3年ぶり
とかじゃないだろうか。まあ、それくらい余裕が生まれつつあるという事で。

仲間のところ( http://www.lares.dti.ne.jp/~pyonkey/ )の手伝いという
事でサークル参加。ジャンルは「君が望む永遠」。
( http://www.age-soft.co.jp/Product/Kimibo/index.htm )
私ら的には順当である。
といっても私は製作を何にも手伝わなく、サークルの君望本はぴょんきー
松尾一人で作成することになった。私個人は別件で AAA/Triumphal Records
さんところ( http://www.espr.net/trh/aaaa.html )の
「Regalo – 君が望む永遠FANディスク」
( http://www.espr.net/trh/aaaa.html#kmnz_fd )
の方に 4アイテムほど提供していたりします (^^;

んでまあ、そうなると自分らのサークルのところにはぴょんきーの本が
一種類だけ置かれている状態なわけで。それはサミシーかなと思って
コピーチラシを用意して無償配布することにする。お題は「天使のしっぽ」
( http://www.wonderfarm.co.jp/shippo/ )。10月〜12月に WOWOW で放送
されていたアニメで、今一番のご執心である。
ちなみにぴょんきー松尾の方もしっぽに染めてあるので「ルルたんハァハァ」
は共通の合言葉(誇張)。
しかしこの「天使のしっぽ」知る人こそ盛り上がっているものの、一般
的にいってまったく知名度が無い模様(泣)。そんな状況でも、目に止めて
チラシを持っていってくれるお客様がおられるので、ファンは渇望している
んだろうなあとか思う。ちなみに、他サークルの成年向けしっぽコピー本は
無事ゲット(笑)。もう一冊しっぽ本(成年向け)が29日に出ていたらしいが
これはとらのあな( http://www.toranoana.co.jp/ )とかで入手できる様
なのでまあ良しとしよう。それにうちのチラシを合わせると 3サークル
ぐらいしかないのかなあ、とガックリさん。(情報求むですわ)

今回のコミケ唯一の目的(笑)とされる企業ブース、ワンダーファーム
「天使のしっぽ」セット、およびスクールカレンダーの販売。
( http://www.wonderfarm.co.jp/shippo/news/011228.htm )
企業ブースというと長蛇の列とか数時間待ちとかいう風聞があり、怖くて
近寄ったことがなかった領域。いやしかし、しっぽグッズの為ならば。
意を決して人混みに飲まれながら企業ブースへと到着、そこで見たものは!!
必死の呼び込みとそれにもかかわらずお客様が一人もいないワンダー
ファームブースの姿であった。ババーン。
あまりにも不敏なのでグッズを 2セットづつ購入。片方をぴょんきー松尾
に押し付ける。
ううう、しっぽ良い作品なのになあ。小さい子にも見せたいくらい。

そういったしっぽのマイノリティーさはチラシの配布状況にもそれなりに
現れていたりするわけで。でも、それをたまたま(君望島という場違いな
ところで)見つけて「あ、しっぽだ」と持っていてくれるお客様がいる
のはやっぱり嬉しいものです。
なんか、メイド服をきたおねーちゃんが突然足を止めてチラシ(だけ)に
向かって来て嬉々としてそれを手にしたと思ったら「私、MEGAMIマガジン
で漫画を描いている者です」とか。げふ、しんかおりさんかいな。
いや、ほんとうに嬉しそうにチラシを手にしてくれていたから、しっぽの
関連アイテムって本当になかった&うれしかったんだろうな。
ありがたいことです。(内容しょぼくて済みません)

しかしまあ、君望も思ってたより全然本が(他サークルから)出ていない
ようで。相変わらずマイノリティー&ゲリラチック(連携無し)参加な
私らなのでありましたとさ。

取り敢えず配布したチラシはふみふみキックのサイトの方で公開。
( https://www.fumi2kick.com )

# だがそれがいい



つぶやき 08/11/2001

各所で色々と話題の「君が望む永遠」。
私もご多分に洩れず、体験版でショックを受けたくちなので発売日当日
の朝に購入。その後 4日くらいかけて貪るように読みふけりました。
んでまあ、全エンディングを見たのですが、なんかこのタイトルに関しては
語れる範囲が微妙なのでレビューはしないでおこうかと。
各所で的確なレビューがなされているのでそれで良いかなと。
なんというかね、ギャルゲーや萌えゲーでないというか、恋愛ゲーでも
なくて「ドラマ」なんだね。夜10時の大人向け連続ドラマを見ているような
感覚。

で、「君望」のレビューの変わりに「ONE〜輝く季節へ〜」の OVA でも。
第一巻は茜(君望の茜にあらず)&詩子。
キャラデザの好き嫌いはまあともかくとしても、瑞佳と繭が一瞬誰だか
わからななかったりする。特に OP 2回目に出てくる繭が走っているところ
なんかは「あれ?(東鳩の)志保がなんでここに?」とか思って見たり(笑)。
でまあ、それなりに気合いが入っているのは認めるのですが、カット毎に
顔が変わるのはどうかと。
でも、たまに、「あ、茜可愛い」とか思えるシーンがあったりするところが
ワナっぽい。詩子はブルマ担当。
絵柄はかなり変わっているのだけれども個人的には好きな範疇。
ざっくりとした感想は「叙情的にしようとしたが力量不足」に見えた。
そういった作品を目指すにはコンテとタイミング(間)が重要なんだけど、
今一つこなれていないというか失敗しているかな〜というところが
多かったり。
「ONE〜輝く季節〜」が描いているのはジュブナイル的な心理葛藤であり
それをファンタジーとして描写したところにある。そしてそれは、主人公
(=折原公平)だけでなく、女の娘の側にも存在する。
ま、よするにだ、キャラ萌えだけ描いてもそれは人々が ONE に対し
抱いている評価に届かないということ。



つぶやき 11/29/2000

数年前の事「アミテージ・サード」というアニメがあった。
サイバーパンクというよりはブレードランナーのオマージュといった内容では
あったがそれなりに楽しんだ。このアニメ日本ではいまいちだがアメリカでは
かなりウケたらしい。
そのアニメの中で主人公がポケットからメール端末を取り出し音声付メールを
読むシーンがある。表示されているアイコンが MagicCap だったので苦笑した
ものだが、その出先でメールが受け取れるという世界観に「かっちょえー」と
しびれたものだった。(確か 6年くらい前の話)

で、MagicCap である。エージェント型ネットワーク端末として当時は鳴り物
入りでデビューしたものだった。これによってコンピューターを知らない人
でも電子メールを利用できるようになるといったものだったが、いかんせん
時代が早すぎた。MagicCap が市場から消え去ると同時にインターネットが
個人利用できるようになり、その後メールはみんなの物となり得たのである。
この MagicCap、アーキテクチャがクローズドだったのもあるけれども、専用
端末であったところに問題があったのではないだろうか。その形状はザウルス
を 3回りくらい大きくしたようなパッド状…、そう丁度いまもてはやされてい
るWEBアピアランスと言われるタブレットと同等である。
どうもアメリカにおいてはこの形状が家庭に入り込む理想の形らしい。

その「アミテージ・サード」の世界観、つまり「かっちょえー」メール端末は
現在実現していると言っても良い。そう、携帯電話やそれに付随するPDA群が
それである。これらによって我々は出先でネットワークにぶら下がることが
出きるようになっている。
ちなみに、ネットワークにアクセスできる携帯電話を所有している日本人の
人口は1500万人を越えるという。
そう考えると WEB端末としてパッド状のあれはどうよ?という疑問が浮かぶ。
コンピューターが苦手な人にもメールやネットワークの恩恵を享受という
のは重要なことであろう。問題はその与え方である。
日本においては一つの大きなエポックメイキングがあった。ポケットボード
の流行である。これによって、コンピューターを所有していなくてもモバ
イルでメールが利用できるようになった。しかも利用層の中心はコンピュー
ターに造詣の深くない一般女性である。
つまり今アメリカが目指そうとしている WEBアピアランスというものは
日本では既に定着化しているのである。それも高機能であることが優先され
ずに、「最低限必要な機能=使う機能」から実装され時間をかけてたたき
上げられている。

そういった状況をみるに、コンピューターに深くない一般層にとっては
高機能な端末は必要ないのではないかという(当たり前の)結論に達する。
要するに何かというとお金を出してまであの大きなタブレット型端末を
買うか、ということであり、受け入れられんだろう、ということである。

盛り上がっているのはアメリカだけなのかな。



つぶやき 07/30/2000-2

夏の東映アニメフェアを観に行く。
春の「デジモンアドベンチャー・ぼくらのウォーゲーム」は各地で絶賛だったけど
今回の「デジモンアドベンチャー02」の話題は聞かないなあとか思っていた理由が
明らかに :-)
うーん、これはきついわ。特にちびっこにとっては何が何だがまったくわからない
で面白くなかっただろうなあ。全然面白くないというほどじゃなかったけど。
春のデジモンもそうだったけど、この夏のデジモンもアニメというメディアに置け
る実験がもりもりとなされている作品。「ぼくらのウォーゲーム」の時はそれが
大きくプラスに作用していたけど、今度はマイナスに作用している。まあ実験内容
はそれぞれ違うのだけれども。
アメリカを舞台に子供たちが旅をし、ちょっと成長するといったテーマ。AiM
(りゅん♪の方の前田愛)が唄う ED テーマ「スタンドバイミー」(有名なあの曲とは
ちがう)ってのが全てを表している。大体その時点で共感を呼ぶのは大人ってこと
じゃないのか?
全体的にしっとりとした演出で最後大事な部分(戦闘シーン)でもしっとりとしてい
る。つまらない、というか良くわかんない。やりたいことはわかるんだけど、観客
が期待していたものはちょっと違ったんだよなあ。

併映の「おじゃ魔女どれみ#」は毎度の感じで一分の隙もない。テレビ版の良さ
そのままで好きな人(含む私)は納得できる内容。逆にテレビ版の完成度の高さに、
それと並ぶも越えていないあたりをどう評価するか。
久々に「おじゃ魔女どれみ(無印)」らしい作品を見れたってうれしさはあるけどね。



つぶやき 05/24/2000

プレイステーション2 でどこが先に「ぎゃるげー」「あにめげー」
を発売するという勇気ある行動に出るか?と興味深々だったわけ
だけれども、ここにきていくつかタイトルが出てきた。
コーエーの「アンジェリーク・トロワ」が2D&恋愛ゲーの切り込み
部隊になると思われたが、結局 SCE 御大が露払いをすることに
なるようで。
やるドラの 5作目「スキャンダル」がそれ。
(http://www.famitsu.com/game/software/2000/05/26/sw03.html)

バリバリのアニメゲーでありつつもうまいこといえば海外展開も
できそうなタイトル。アニメーションやボイスのクオリティに
よっては「流石PS2だねえ」と言わせることも可能かと。
うまいな〜。

これがその手が好きな人へのキラータイトルとなるかというと
微妙に違うのだけれども、「やるドラシリーズ」というだけで
かなりな評価はされるんで無いかと思う次第。



つぶやき 04/30/2000

劇場版「名探偵コナン」の第4作目を見に行こうと思い立つ。

川崎にある映画館を中心としたレジャー施設を運営するチネチッタはWEBサイトを
持っているので、そこでもって上映時間が調べられるので便利便利。
(http://www.cinecitta.co.jp/)
てれてれと映画館へ向かう途中チネチッタの広告ポスターが目に入る。
ほほう、WEBサイトで i-mode と EZweb 用ページを用意したのか。それで上映時間
が調べられるのだったら便利かもなあ、と思うが私は -H” ユーザーなので縁が無い
流石に Open Net Contents 版なんて作ってくれないよなあ(苦笑)。
いやまてよ、i-mode ってことは http ってことだよなあ、ってことは http web
ページが見れれば良いんではないか? だとしたら現在製作中(※デバッグ中でまだ
公開していない)の OCNWEB ゲートウェイを使えば見れるんではなかろうか?
早速チェック。結果、問題なくアクセスできるも 1byte カナ code バリバリで
文字化けが激しい(汗)。まあ、アクセスできるだけ良しとするか。

んで、映画。お子様に囲まれながらビール片手に鑑賞が私のスタイル(デジモンの
ときもそうだった)。思えば劇場版レッツ&ゴーのときなんか、所用でスーツ着てて
ビール飲みながら映画みてぼろぼろ泣いていたからなあ。
感想。今回の劇場版はシリーズ中最も犯罪推理サスペンスっぽかったのではないだ
ろうか。言うなれば原作版やアニメ版に近い形。
じゃあ、過去3作はなんだったのかというと「アクション娯楽巨編」と私は思う。
もちろんこの4作目も「アクション物」としては秀逸で期待通り。つまりのところは
「すげーおもしろかった!!」
劇場版名探偵コナンを高く評価しているのはそのタイムシートの絶妙さにある。
事件が起きて謎を解いていき、最後犯人とのいっきうちで盛り上げるだけ盛り上げ
て終演する。その各シーンの時間的タイミングがむちゃくちゃ良いのだ。結果、
観ている観客としてもストレス無く、物語が最高潮に達したときに興奮し、
ちょうど良いタイミングで終る。なかなかこう綺麗には作れない。
また、名探偵コナンの場合、アニメであることが前提で現実的には無茶苦茶な
アクションを平気でやるシーンが多い。それがまた心地よい。ハリウッド映画など
はどうしても実写だから特撮シーンはそんなに多く作れない、それゆえどうしても
短めになる、後はそれを効果的に使ってお客様にばれないようにするだけだ。
しかし、アニメは違う。多少非現実的であってもどんどん描くことができる。
つまり、観客によって心地よい要素だけで構成することが可能なのである。

ラスト一番盛り上がるところはかなり良い感じだった。
ネタバレ(ごめん)で書くと MATRIX である。
私が MATRIX を観てあれを評価しているのは本当に観客にとって心地よいところ
だけを抜粋しているなあということであり、極端に言うとカンフーアクションで
ある。画面全体に紛塵舞い散るガンアクションや、どこがCGかわからないヘリ
コプターシーンとか何でもありな世界観であるにもかかわらず、最後、「本当に
悪い奴を拳で殴る」という非常にローテクな表現を用いていたところ。これが
MATRIX の醍醐味であり、観客として心地よい要素に他ならないと考えている。
ラストのそのシーンがなかったら私の MATRIX の評価はそんなに高くなかった
であろう。
ラスト、銃で悪い奴をうち殺してしまったら面白くも何ともないのである。

それと劇場版名探偵コナンのシリーズで書いておきたいのは、蘭が本当にヒロ
インであるところか。蘭を際だたせるために、それ以外の女性キャラはそんなに
描写されないし、毎回何らかの形で事件の中心となる。そして新一への想いと
共に話は(ラヴラヴに)進展し解決への糸口となる。わかってはいることなのだ
けれども、それがまたよかったりするのだ。毎回その表現も手を変え品を変え
で攻めて来るし。
で、蘭が「守りたい存在」というかよわい存在でなく、強く勇気あるキャラク
ターであるところもポイント。コナン(新一)が守りたい、とアクションするのと
同時に彼女自身も(新一のために)何かしなきゃと勇気ある行動に出る。その様
が非常に良く描かれており、他のヒロイン像と比べて一線を画す存在となって
いると私は思う。
(※劇場版第1作のラストのセリフは締めとして本当にすばらしい)

一応書いておくが、ストーリーラインはばかみたいに面白かったわけではない。
これは劇場版名探偵コナンシリーズどの作品でもそうだけど、お客様(=チビッコ)
の為になるべくわかりやすく構成されているので謎解きは明解だし、それ以前の
ヒント提示もわかりやすすぎるからだ。
でも、面白いと言えるのはそれ以外の部分(アクション)が良く出来ているから
なのである。



つぶやき 03/26/2000

映画、東映アニメフェアを観に行く。
目的は劇場版デジタルモンスター(2)「僕たちのウォーゲーム」。
友人二人と行ってお互い併映の「ONE PIECE」については造詣がなかったので最初に
観ておくことに(デジモンを後にする作戦)。ううむ、元は知らないがちょっと面白
かったぞ。すごいわかりやすい内容で絵的にもそんなに力ははいってはいないん
だけどそれなりにメリハリあってまとまっているあたりが東映っぽい。
で、デジモン。これが評判に違わず本当に面白かった。60分しかないのがもったい
ないくらい。感動的ではなく、ハラハラする感じ。ネットワークとコンピューター
を舞台としたバーチャル空間物としてはかなり秀逸な演出だと思う。
ただ、TVシリーズのデジモンをおもしろがって観ていた人でないと辛いのはたしか。
キャラクターがすでに把握されていないとならないから。それに実際に活躍するの
はキャラクターの内半数でしかないってところもあるし。
次の「02(ゼロツー)」劇場版は…、7月ぅ?

それにしても、劇場版「名探偵コナン」の予告編って毎度毎度すっごく面白そうだ
よなあ。今年は劇場に観に行こうっと。




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