Archive for the 'fuwafuwaBlog' Category

レトロゲームも面倒やのう

PS2用の「タイトーメモリーズ2上巻」をまだ買ってなかったので買ってきた。
このシリーズもそろっと怪しいタイトルが多めになってきているけれども、それでも遊んだあのタイトルが、てな感じでついつい買ってしまう。
収録タイトルのひとつである「レインボーアイランド」をプレイしておや?と思う。
メインBGMがみょうちくりんなアレンジで差し替えられていてオリジナルと違うのだ。
……もしかしてジャス○ックっすか?
レインボーアイランドのメインBGMはメロディの頭の二小節が “Over the rainbow”(映画オズの魔法使い主題歌)になっているのだ。もっとも、あれはオマージュレベルだと思っていたのだけれども。

あれ、そういえば PSP版のタイトーメモリーズの時は不自然に感じなかったような?と思って引っ張り出してみると、こっちは「レインボーアイランドエキストラ」なのね。レインボーアイランドがとことん苦手な私だから気がつかないわけだ。エキストラの方はダライアスアイランドとフェアリーランドストーリーアイランドが先に来ているからメインBGMが流れるのはそのあと、9面以降になるから。
ちとがんばって9面まで進んでみると……ああ、PS2と同じアレンジ曲に差し替えられているよ。というか、こっちが先か。

古いゲームだと曲の著作権に疎い時代でわからなくはないタイトルも結構あるけれども、この時代のタイトルでこういったことがあるのはちょいとショックやねえ。

タイトーメモリーズシリーズには結局「ギャラクティックストーム」とランディングシリーズは入らないのか。好きだったのだけれども。



ヨーグルトメイカー

ネットショッピングは恐ろしいのです。今日も大きな口をあけて私たちを手招きしています。さて、今日はどんなアマゾンが。
今回気になったアイテムは「ヨーグルトメイカー」。自家製ヨーグルトが作れる代物。
って、ヨーグルトを作るって牛乳にプレーンヨーグルトを種として入れて乳酸菌を繁殖さすだけやん、といった基礎知識を持っていると別段珍しくもなんともなさそうなのですが……。今回強烈に目を惹いたのがタイガー魔法瓶のヨーグルトメイカー。牛乳パックをそのままセットできるというアイテム。
つまり、牛乳を買ってきて、口を開いてヨーグルト投入。紙パックそのままでヨーグルトメイカーにセット。8時間ほどでヨーグルト完成。といった手はず。
なんとわかりやすくて、ものぐさ的で、豪快な庶民臭あふるることか。
これまでのヨーグルトメイカーというと専用容器にセットしたり、ガラスの小鉢に小分けしてセットしたりと、手間の割りにできる量が少なくセレブ臭のするお上品さがあったのであまり興味がなかった。コレは違うね、牛乳パックどーんで1000ml〜500ml のヨーグルトが一気にできあがってしまう。
うう、買ったところで数回しか使わなそうだけれども、気になって仕方がない。だって、乳酸菌を繁殖させるんだよ、そのあとおいしく食べれるんだよ。調べてみると 500ml の小型であれば店頭価格 2000円ほどだったりする。探すと1000円くらいのもあるけれども、流石に難有りっぽし。
うむむ、2000円で知的好奇心が満たせるのならば、それはそれで適価なのではないだろうか。そう、これは科学なのだよ。大人の科学なのだ、なら 2000円は安い方ではないのか?(誰に言い訳しているのやら


てなわけで購入。
通販ではなく、ヨドバシの店頭で購入。


10時間ほどで良い感じのヨーグルトに!


どんぶり一杯のヨーグルト(500ml)をフルーツソースでおいしく頂く。

ヨーグルトやチーズは大好きなのですよ。
いつもできるだけ毎日ヨーグルト系列のもの(飲むヨーグルトとか)を飲み食いするよう心がけているくらい。
「乳酸菌足りないんじゃないのぉ」と言われないようがんばります!

理系的な知的好奇心でヨーグルトを軽く調べてみた。
ヨーグルト菌と総称される一般的なプレーンヨーグルトの菌種はおおよそ摂氏40度前後でもっとも良く繁殖するのだそうだ。なのでヨーグルトメイカーとは、この程度の温度でぬるーく暖め続ける機械ということになる。
その程度の条件なので、40度を 8時間ほど保持できれば実はなんでも良い。こたつに入れておくという手法をみたが、密封容器で上手いことやらないとひどい目にあいそうだ。炊飯ジャーの保温モードを使うというのもあるけれども、最近の高機能な炊飯ジャーだと70度くらいの温度で保温してしまうので温度が確定できない場合これもよろしくない。50度以上の温度になると菌が死滅してしまうのでそこを超えないようにしないとならない。
一番良さそうなのが、牛乳を45度くらいまで温めたあと魔法瓶にヨーグルトと共に入れて待つというもの。魔法瓶が温度を保ってくれるのでヨーグルトになる位は持つというわけだ。まあ、これだとスタート時の温度計測に温度計が必要なのと、できあがったヨーグルトを魔法瓶から取り出すのがめんどくさそうだというあたりが難点か。
電子レンジ湯たんぽを使う方法も考えたけれども、下手に策をめぐらすよりヨーグルトメイカーの方が安く付くような気がしたので試していない。

しずかなブームの「カスピ海ヨーグルト」なるものがあるのだけれども、これに使われているクレモリス菌は繁殖温度が 20〜30度と低温なのだそうだ。なので冬場でなければ常温で繁殖するという割とびっくりな感じ。
スーパーで手軽に買えるようになったから、今度食べてみるか。

そういえば、ヨーグルトメイカーの説明書に「低温殺菌牛乳ではできません」とか書いてあったのだけれども、理由もなく駄目と書いてあるだけなのでちと疑問に思う。
調べてみると「作れる」とあるところもあるし「ものによる」と書いてあるところもあってますます混乱する。
とあるサイトに次の様な事が書いてあってようやっと理解した。
「低温殺菌牛乳を使う場合は一回煮沸し、冷ましてから使いましょう」
ああ、なるほど。
低温殺菌牛乳は通常の高温殺菌(130度くらいで短時間)と違って低温(65度くらいで長時間)で殺菌するのが特色。低温でひそむ可能性がある有害菌がぎりぎり死滅するくらいでやめておくので、質が変化しにくくよりしぼりたての状態に近い風味をお届けできるというが売りである。
つまり、有害な菌はいないかもしれないけれども、無害な雑菌が多く残っている可能性があるということなんだろうね。んで、それら雑菌に乳酸菌の繁殖が負けてしまいうまいこといかない、と。
ま、実際それでなくても雑菌が入ると上手いこといかないし、衛生的にも問題が生じる可能性があるから、気をつけて扱わなければならないものではありますな。

問題なのは、牛乳1本の値段とプレーンヨーグルトの値段がほとんど変わらないので、ランニングコスト的メリットがあんまりないところだ。
企業努力万歳。



Blu-ray で上高地

Blu-ray Disk の「浪漫紀行 上高地四季」(リンク先はAmazon)が発売となった。予約していたのが届く。
Playstation3 が我が家にきて Blu-ray も観れる様になった訳だけれども、ハイビジョンの映像クオリティを楽しみたいソフトといえばやっぱり自然情景ものだろうと思うわけだ。なので色々とチェック用に待ち望んでいたのだけれども、Blu-ray ではなぜかそういった情景ものが無くてこの浪漫紀行が初めての1枚ということになるのですよ。
ちなむと HD-DVD のほうは「さくら」が出ている。

やあ、流石というかそれなりに綺麗。MPEG2 だけれども 36〜38Mbps なので、BS Digital や CS(HDの 055 ep放送とか)なんかとは一線を画す画を楽しむことができる感じ。
けれども、木々が風でざわついている風景なんかはブロックノイズがそれなりに出てしまっている。そのあたりを眺めて、今の時点でのオーサリング限界値がこの辺にあるのかー、と理解するためのチェックディスクとして最適なのかしらん?

放送だとあんまり画が綺麗でないから感じなかったけれども、これくらい綺麗だと結構その場にいて実際に目で見ているくらいの感覚に近づくのです。
現在のハイビジョン(2K1K)以上の解像度を持つ映像をみる機会があったのだけれども、それくらいの情報が一度に目に飛び込むと「綺麗」とか「すごい」とかいう感覚ではなくて、「実際にその場で肉眼にて見ている」感覚で、逆に冷静になるんだよね。(実際目にしないと伝わらないかもしれないけれども)
なんというか、3DCG が CG 臭い内は「わーリアル」と喜んでみていたものの、ある一線を越えるとぱっと見で実写かCGかがわからなくて盛り上がれないのに似ているかも。

上高地のディスクも、解像度が上がって細かいところが見えてみると、なんか普通に日本の山の風景だなーとかいう感覚におちていく様なところがあったりなかったり。
まあ、マスターもそんなに綺麗でもないみたいだけれども。
個人的には楽しんでいますけれどもね。山の上からの展望とか、おおっと身を乗り出して眺めていたりしていたし。
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PSP はツンデレ説

先日日本を震撼させた「ツンデレワンセグチューナー」の記事。
最初は、また間違った解釈をしている人がかわいそうな物を出してきたよと哀れみの目で見ていたけれども、使っていくうちに語彙が増えたり変化していくという話を聞いて何か別な物を連想する。
バージョンアップの事か?
別段、利用時間を計りつつあらかじめプログラムでシナリオ通りに変化していかなくても、ファームウェアのバージョンアップで機能が変化していったら外見同じ様に見えるのではないかと考えてしまう。
とゆことはだ、初期ロットはバグバグで使いにくくてしょうがない商品、それは「ツン」状態と言い換えられるのではないか?おお、そう考えたらちょっと不便なところも萌えてきた。
そしてバージョンアップを繰り返してどんどん安定し使いやすくなっていくのは「デレ」状態ということか。

そう考えると発売後 2年経って今なおバージョンアップで機能が増えていく PSP は結構なツンデレと考えられるのではないだろうか。しかもゴスロリ。
もっとも、最初のバージョンがぼろぼろだった GP2X に比べたらツン度は低いけれどもな。

そして、おそらくは最大級のツンデレと予測される「景観」さんが控えているのです。
たぶん金髪ツインテのお嬢。

そう考えると任天堂DS は変化しないあたり「美人ではないけれども距離が近く世話焼きな幼なじみ」といったところか。それはうけるわけだ。ちんまく可愛くなったし。
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[緊急][業務連絡]サーバーが無くなりました

夕方あたりから、今し方までサーバーが落ちていました。
理由が滑稽で「空き巣に盗まれていきました」とさ。
わははははは……うぇーん

11月末にサーバークラッシュしたときに使った仮サーバーで現在運用中。新しいサーバーをどうするかはちと落ち着いてから考えます。
そういった関係で12月から今までの更新が失われたので、写真がかっぽり抜けているのはそのせい。(ふあふあファクトリー自体は別サーバーのDBを使っているので文章だけは残っている次第)

サーバーに使っていたノートパソコンだけでなく、ほかに生活マシン(ネット&メール用)のノートパソコンが合計3台とPSPが2台盗まれました。
PSPは片方が1.50ファームだったのだけれども、これが無くなったので自作アプリの開発ができなくなってしまいました。
うむむ。



[PS3 Linux] 毎度のやつ


unionfs 付きのカーネルをビルドするついでに。
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ゲームコンソールに望まれる改革

PS3の「NBA07」に不具合の記事。
まれにストップするバグがあるらしく、製品回収ののち交換対応だそうだ。
びっくりというかがっかりというニュースだと思う。

新型ゲーム機になって、ネットワーク重視となりHDDも搭載し今までのゲーム機とは全く違ったネットワーク志向のメディアセンターへと成長したというのに、パッケージゲームとその流通部分は全く変わっていない。ここで望まれるサービスは回収交換ではなく、ネットワーク経由でのパッチ提供とアップデートではないのか。
パッケージゲームにおける規模が大きくなってきている昨今、発売後にどうしても修正したい項目が見つかる事など今後「いくらでもある」はずだ。もしくは、100%バグがないことを保証するためにかける工数をいくらか減らして、後でフォローするというのも金銭面では現実的な解ではないだろうか。(実際バグだらけだったら信用的にはやばいけれども、多少の不具合だったらお目こぼしもあるだろうて)
どうも、このへんパッケージと流通(に関与する企業)周辺に問題があるような気がしてならない。PCのソフトなんかは買ってきてインストールした直後なにをやるかというと、アップデータを探して、それを追加インストールすることである。これは、パッチが提供されている物だという世界であるとともに、ソフトのパッケージであるCDなりDVDメディアは大まかなデータを可搬する手段であり、商品購入の象徴でしかないという事ではないだろうか。権利を買って、動作させる最新のプログラムはネットワーク経由でダウンロードするのだ。
音楽CDとデジタルリッピングも似たようなもので、メディアは音楽を受け取る媒体であり、本当に目的となっている音楽自体は移動させてメディアから離れたところで楽しむ。
だが、映像やゲームにおいてはまだパッケージそのものが商品であり、コンテンツと搬送メディアが分離できていないのではないかと考えている。そしてそのこと自体が色々な足かせを生み出している事が見えてきている。

グランツーリスモHDでは、コース半ばで意図せずゴール扱いを受けてしまい尋常でないタイムがランキングされてしまうという不具合があった。これは即座に改修され、Ver1.1の再ダウンロードとなった。Ver1.0ではランキングに登録されない。
これは理想的な対応であった、ダウンロード販売コンテンツならばできるのである。

不具合のバージョンアップ対応については携帯電話アプリではとっくに当たり前の事となっている。

最近似たように不具合が見つかり回収となった XBox360 のカルドセプトはどうかというと、XBox Live にてアップデートを提供している
このあたり、流石はマイクロソフトである。
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Webのように簡単にゲームを作れるか

PC Watch での「第2世代Xbox 360とXNA Frameworkの狙い」とゆ記事を読んで。
本題の部分はあまりつっこみたくもないんだけれども、気になるところがあった。
「『Myst』はゲーム業界を変えたが、Mystのマジックはハイパーカードにあった。
〜(略)
XNAでWebのように簡単にゲームを作れるようにする。コンピュータを知らなくても、誰でも簡単にゲームが作れるようにすれば、ベストアイデアが勝つようになる。それがこの業界のイノベーションをドライブするだろう」

それって日本におけるノベルゲームの事だよな、と思った。
日本においてはノベルゲームとスクリプトシステムが定着したことで、プログラマ不在のコンテンツ制作環境が既に整っているし、日々新作がリリースされてもいる。特に同人ソフトにおいては、会社をつくらずともゲームを制作してリリースすることができることを示している。
日本におけるイノベーションは “Myst” ではなく、「雫」「痕」そして「To HEART」であった。もしくはそれらが出てくるきっかけとなった「弟切草」。
日本におけるキャラクター主体コンテンツという形式においてノベルゲームはマッチするものであり、美少女ゲームといういささか先鋭化したジャンルにおいて保護され発展を遂げてきた。
もっとも、それに際しては「ノベルゲームはゲームであるのか」といった反発もあろう。もちろん記事中で述べられているXNAで簡単ゲーム作成というのは、ノベルゲームではなくアクションゲームの事だというのはわかるのだけれども。逆に、ノベルじゃだめなの?という問題提起としておこうか。

やはり日本のゲームは如何にリアルな爆発をするかよりも、どれだけ魅力的なキャラクターであるかを追求すべしと思う。いかなるジャンルであっても。

関係ないけれども、気まぐれでキャラメルBOXの「うつりぎ七恋天気あめ」の体験版を読んでいた。
いまどきの体験版は数百MB以上もあって、3時間はたっぷり楽しめるのねー。
といっても、冒頭の日常シーンのみだけだったからこれで何を見れと言うのかというのはちょいと考えるところ。この手のゲームは日常シーンを楽しく感じるか否か(文体がツボかどうか)で、のめりこみ度が決まってしまうので、こんな世界が提供されていますよーというプレビューとしては正しいのだけれども。
まあ、あのゆるやかな世界をもちょっと読んでみたいとは思ったが。
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メガマック食す

ハンバーグが倍の4枚になったビッグマック。
期間限定との言葉に負けてふらふらとマクドナルドへ行ってきた。
テイクアウトして、うちでお皿に乗せたあとナイフとフォークで頂くのがお勧め。
まあ、ベースがビッグマックなので味的にコメントする事もないのだけれども。
私はハンバーグをケチャップで食べるのが好きな子なので、ドレッシングベースの今のビッグマックは今ひとつなのでした。そういう意味ではダブルチーズバーガー最強。

気になるカロリー量は 760kcal ほどだそうで。大盛りカップ焼きそばの暴力的なカロリー量に比べるとおとなしめではあるな。
ビッグマックが 470kcal ほどらしいから、ハンバーグ一枚 120kcal ぐらいなのかね。

関係ないけど、メガとかギガとか日本人の語感として「大きそう」だから定着したけれども、その上のテラとかペタとかはなんか迫力に欠けるよね。
テラ萌えす、は既に使われているから良いとして、ペタ萌えすは意味が変わってくるだろう。



ハイブリッド加湿器

今年は暖冬だとかで日差しの良い日が多いけれども、それでもやっぱり寒いのです。
むしろ、雨雪が降らないからかえらく乾燥している様な気がしてならない。そういった乾燥によるのどのいがらっぽさとか、そこから発展して風邪ひいたりしてしまわないかとかいったことが気になるこのごろ。
なので導入しちゃいました、加湿器。

さて、加湿器を買うべえかと調べてみると結構いろんな方式と種類がある事に気がつくわけで。
方式として主なところは三種類。

蒸気式 – 水を沸騰させてスチームにする
超音波式 – 超音波振動で微粒子化して噴霧状にする
気化式 – フィルターに水を染みこませて蒸発しやすくする

蒸気式が最も安価で一般的なのだけれども、なんせ電熱器なわけだから消費電力も大きいといったあたりが気になる。おもしろいなあと思ったのが象印のスチーム加湿器、機構や構成が「湯沸かしポット」そのままで上部に吹き出し口が付いているというもの。そりゃそうだろうけどさ的な作りが力業的で惹かれる(が、ほしいとは思わない)。
加湿器といえば白いスチームがしゅーしゅー出ているイメージがあるんだけれども、あの強制的な蒸気散布型は結露とかが怖くて電子機器を山ほど抱えている家の部屋にはやさしくなさそうなイメージがあってみたり。そういう意味では気化式が原理的に優しくて過剰加湿も行えないから理想なのだけれども、どうしても機構として大きくなってしまうのが難点。

そんな事を考えながら店頭をふらふらして品定めをしていたら、売れすじの8畳前後タイプミッドレンジで「ハイブリッド加湿器」なる方式のモノが人気らしく目にとまる。
何がハイブリッドやねん、と思って調べてみたら気化式に温熱を組み合わせたモノということらしい。フィルターに水を染みこませて蒸発させるところは気化式と同じなのだけれども、適時生暖かい温風を吹きかけることで気化の促進とコントロールを行うのだそうだ。
原理上気化式なので、熱い蒸気が噴き出すこともなくお子様がいるご家庭でも安心というふれ込み。それに過度に熱する必要もないので消費電力もそこそこといったあたり。
それいいね、ということで商品を絞り込み、ナショナルの FE-KLB03 を選択する。しかし、2006年9月発売で既に生産終了というのはすごいな、本当に季節モノなんだねえ。

ハイブリッド方式のために湿度計が付いていて、その値によって運転が変わるので過度の加湿を行わないのが良い感じ。まあ、そもそもで気化式だから過度の加湿は行えないのだけれども。
スチーム式でないので、運転を開始しても噴出口からはただ無色の風が出てくるだけなのでいささか心許ない。それに熱気化なので出てくる風は冷たくなってしまう。
本当にこんなので効いているの?とか思ったけれども、運転初日十分に乾燥しきっていた部屋の中でタンク 2リットル分の水が 6時間ほどで空になってしまう。おお、案外すげえのかも。
ただ、欠点としてすべてが風任せなので送風音がものすごく大きい。おやすみモードという静穏運転もあるのだけれども、それでもまだXBOXのファン音くらいの音をまき散らしてしまうのですよ。気にしない人はともかく、気にする人は寝室に置けない感じ。
動作音はなかなか店頭で気がつかない要素だから難しいよね。

そんなこんなで加湿器がある生活ってのはどうかというと、劇的に効果が現れる訳じゃないので説明しにくいんだけれども、じわりと良さが存在している感じ。
確かに寝ているときかけていると、寝起き時ののどはなは快調ではあるな。

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