ObjectPascal は無くなるの?

Borland が開発ツール部門の売却を計画とのニュースがかけめぐる。
がびーん。個人的には偉いショックですよ?
TurboPascal で傾倒したけど、本格的に Borland の開発環境を使い始めたのは Delphi1.0 から。その後 Windows での開発はずっと Borland でやっていたくらいお気に入りだったのにぃ。
(まあ、ウィンドウアプリでなければ GCC を使うけど)

そいや年末に
「Borland Developer Studio 2006 のバージョンアップさせれ」
「案内が届くから待ってろ」
「届かねえ」
「ならちゃんとユーザー登録しやがれ」
というやりとりをしてそのままだった。
あわててユーザー登録を FAX で送り「バージョンアップキボンヌ」と書き添えておく。
これが遺品になりませんように。

開発環境の販売は金にならないからこれから企業相手にしか仕事をしません BtoB! BtoB! というのは仕方がないことなのかねえ。

開発環境の売却というと Symantec という嫌な思い出がある。
今ではすっかりアンチウィルスでセキュリティ企業(それもIBMのアンチウィルス部門との統合という経緯がある)な Symantec だけれども、昔はコンパイラを売っていたんだよ。
THINK C も Symantec C++ も Visual Cafe も持っていたよ。
で、開発環境は売却して Symantec C++ は Digital Mars に、Visual Cafe は Webgain に引き取られた次第。
うち、Webgain は程なく消滅。JAVA は競争激しすぎるからねえ、しかも大資本企業との体力勝負だし。
Digital Mars はほそぼそとだけれども D言語を開発していたりと良い仕事をしている(様に見える)。会社規模として小さいのが良いのかな。

Borland の開発環境もどっかが買ってくれて存続する可能性もあるわけだけれど、あんまり期待しないでおこうか……。

オープンソースと Microsoft 「しか」ない世界というのも切ないものではないですか。
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