アニメ感想サイトと評価の基準

今期は深夜アニメの数が多く、地域によっては物凄い重なり方をしている。観る方としてもたまったものではないので、必然と「観たい番組」「観なくてもそんなに後悔しない番組」を区別し「切り捨て」を行う事になってくる。
「切り捨て」を行うためには内容を評価して自分好みの物を見つけることになるわけだが、その際に生ずる「重み付け」というのは正当なものであろうか。

誰だったか失念してしまったが、アニメ監督が萌えアニメを指して「最近のファンはカット毎に観ていて、良いカットがあったかどうかを評価としている」と嘆いていたことがあった。
ああ、まったくその通りだねえと、萌え文化に近い立ち位置にいる立場として同意した次第。

アニメ感想サイトは基本一話一話の感想を書くわけだが、一話という範囲内では表現されず、物語全体として構成されている場合それをくみ取れているだろうか。
また、逆に一話毎に書かねばならないが故に、一話内のパーツ評価のみに固執してたりはしないだろうか。
自戒としてちょっと頭の片隅に留めておきたい。

こゆときに引き合いに出すのはやっぱり「カレイドスター」だったりするのだが、数話だけ観て、パーツの評価で判断していた場合「天使の技」を観た感動を得られたであろうか。
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