コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

Archive for 2月, 2008


hatena bookmark

ホビーとしての電子工作はなにかと下火に見えるけれども、それはアマチュア無線やラジオ工作といった世界から覗き込んだものでジャンルによってはまだまだ盛り上がっている場所があるんじゃないかと思う。
一つがマイコン制御のLED点滅等を用いたアートの世界。次が真空管アンプ等のアナログオーディオ自作の世界。んでもう一つが、ビンテージシンセサイザークローンのような楽器作成の世界。
特に音の世界は古きアナログの世界もビンテージだのアナログ音源だのといった別価値を今も持っているのがポイントかもしれない。WEBで軽く眺めてもページが沢山ヒットする。
そんなこんなで楽器を作ってみようかと思い立った。
もちろんちゃんとしたのを作ろうと思ったら限りなく奥が深いし、とてもじゃないが私には手が出ないような世界が待っている。でもそんなクオリティを求めなければ適当なピコピコ音とかならば直ぐに作れるはず。
最初に思い立ったきっかけは、MIDIデータを弄っていてMIDIケーブルの通信ってシリアルだったよなーと思い出したあたりから。単純なシリアル通信なので、8bitマイコンでやりとりができる。なら、受け取って音を鳴らす「俺音源」とか作れそうだよなとか考えた次第。
自作曲のオケを自作楽器で鳴らすというのも粋そうではある。めざせ初音ミクのバッキング。

で、取り敢えず以前作ったV850の 8bit D/A 音声出力ルーチンがあるので、それを使ったリズムマシンもどきでも作ってみようかなというのが最初のお題。
構想としては

・4小節 8個のスイッチで 2分音符の分解能
・それが3トラックで 24個のパターンスイッチ
・LCDモジュールでテンポの指定をしたり音色を切り替えたりする
・出力はV850内蔵の8bit D/Aコンバータをつかったモノラル音声

とかいったあたり。8bit以上のD/Aコンバータを接続するとか、パターンプログラミングできるようにするとか、発展の余地はあるけれどもまずは背伸びせず小さな所から作成していきましょ。
ああ、MIDI出力はそのうち付けたい。

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今回使う V850 ボードはInterface付録のものではなく、NECのテストボード。入手性の問題と、MINICUBE2での開発のしやすさから選択。先日サンハヤトがこの基板の取り扱いを中止しちゃったけれども、まだ入手経路はあるので大丈夫かと。

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パーツあれやこれやを準備。

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基板にパーツを挿してレイアウトを検討していく。
これらのメカニカルスイッチをぱちぱちやるものが作りたいというのが今回のテーマ。

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というわけで、今現在は制作中。
パターンスイッチのマトリクス配線が終わったあたり。

ちょびちょびと進行していくのですよ。


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久々に作りたくなってきたので活動再開。
まずは部材購入から。

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スイッチいぱーい。

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温調コテが欲しくなったので、一番安いところのミニステーションを購入。
これまで使っていたTQ-95も良いコテでした。速熱スイッチ型大好き。

他にもLEDとかコネクタとか細々としたあたりを買い込み。
またゆるゆるとハンダ付け工作の世界に没頭しましょうかね。