コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

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キーボードの準備ができたということでその下部、pcDuino が収まるケース部分を自作していく。
その下の箱をどうやって作るのかについては色々と考えた。単に箱を作るだけだからプラバンやアクリル板で組んじゃってもいいし、わっかを作って上写真にある分解前の底パーツを底上げする形で箱にしちゃっても良い。
でもやっぱり 3Dプリンターで作成していくことにした。
理由としては上記写真の様に側面に緩いRが付いていたことにある。この部分を手で切削できる自信がなかったと、穴開けとか面倒な部分があるんなら CAD で設計したいなということで。

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キーボードの奥行きを実測しながら、どれくらいの奥行きと高さにするべきかを出力しながら作っていく。

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小さく小さく試作を繰り返しながら少しずつサイズ検討を重ねていく。

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奥行きと深さが大体定まってきて、pcDuino を納めるのに丁度良いサイズを見つけたあたり。
この時はサイズのあたりをつける作業なので、3Dプリンター特有の出力中冷却による歪み、曲がりに付いてはノーケア。よく見ると曲がっていたりする。

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そして本番出力。
普段は底面としてテーブルにくっつける側面部分をわざと天井に持ってきているのは、出力中の冷却歪みを避けるため。テーブルに接した面がどうしても歪んで反るため重要な部分を上に持っていくという作戦。
このために meshMixer のサポートモデル(枝みたいに伸びている支え)を利用している。
サポートの直上になる面(この写真では天板の底)はどうしてもボロボロに荒れるけれども、このケースの場合は内側にあたるので見える部分じゃ無いし良いか。という割り切り。

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基板をネジ止めする穴もバッチリで、良い感じのケースに仕上がった。

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