コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

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8bit のマイコン時代はコンピューターのケースとキーボードが一体化した形状が多かった。
キーボードの箱にケーブルでディスプレイを繋いで使う様な形だ。MSX 位まで廉価型はこの形が主流だった様に思う。
なのでキーボード一体型PCというとあの時代のノスタルジーを感じるのである。

WindowsXP 以降も時たまキーボード一体型PCのリリースがニュースされてノスタルジーから「いいね!」と思っていたのだけれども、ほとんどまともに発売されなくて消えていった経緯がある。

タブレットマシン以降、ARM マシンの小型化が進み小さいのにそこそこ使える PC がいくつも出てくる様になった。
私がそういう小型PCに望むものは色々なものに内蔵してしまえることにある。
スチレンから 1/1 サイズの人型を作りPCのマザーボードを内蔵したり、マネキンの内部にPCを搭載したりといった記事を昔から時々見かける。これが進めば、1/4 とか 1/7 サイズのキャラクターフィギュア型の PC とかも作れて机の上が華やかになるかも知れない。

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スティック型 Android の普及でそんな埋め込みコンピューターというのも随分現実味を帯びてきた。
しかし、スティック型 Android はスペックが低かったり、動くアプリに制限があったりを今ひとつ利用していて面白みがないものである。

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もうひとつの選択肢としては、RaspberryPi や BeagleBoard 等の小型 Linux ボードである。フルの Linux カーネルが走るし、その上で色々実現ができる。
そういった Linux ボードの中で “pcDuino” に目をつけた。SoC と共にフラッシュメモリを搭載していて、このボードだけで OS を起動することができるので RaspberryPi より PC 的に使えるのが良いと思う。

これを使って「キーボード一体化PC」を作って見ようと思った次第。

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適当なキーボードを買ってきて、ケースを改造しこのPC基板を埋め込むという作戦。

今回はキーボードのケースを加工するだけの工作である。

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