コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

hatena bookmark

一般販売も始まり、盛り上がっているんだかそうでないんだか良くわからない雰囲気の 1chip MSX。や、人は選ぶけど面白いよ。技術力があれば少しづつできることが広がっていって、じわじわ味が出てくる感じ。
さて、VHDL ソースコードもコンパイルできたし、書き込んで見たいこの頃。
SD カード経由でのアップデートはできるものの、すでに起動しているロジック上で行うものなので、万が一失敗したら手も足も出ないことになってしまう。やっぱりそれはなんとなく怖い。単純なアップデートならともかく、自分でロジックをいじる気にはならないところ。
となるとやっぱり AS で EPCS4 の書き込みがやりたいのです。

私が使っているダウンロードケーブルは、ストロベリー・リナックスの「PLD−PGMキット」


パラレルポート接続だけれども、XILINX と ALTERA のニコイチでケーブル付き 2000円なので在庫がある限りオススメなのですよ。
だけれども、このダウンロードケーブルは一般的な ByteBlasterMV 互換で、AS 書き込みには対応していない次第。
そういえばヒューマンデータ「とりあえず ByteBlasterII 互換として動く回路」が公開されていたなあ、と思い出し久々に見てみる。
こんなんで良いんだっけ。74HC244 なんかたしなみとして部屋にごろごろ転がっているし 25Pin D-SUB コネクタもまだ 1つある。むしろ無いのは抵抗器だ、2.2k はプルアップで使うのであるけど 100 はなあと部品箱を漁ったら数本は出てきた。茶黒茶。うむ、新規に作るのは無理だけれども、改造で ByteBlasterII 互換もどきにすることは可能そうだ。
レッツトライ。

「PLD−PGMキット」付属の回路図ではD-SUBの7番と10番が短絡されていない様に書いてあるけれどもそれは誤記で、実際は短絡されている。


部品面なので見づらいけれども。
パターンカットはその短絡部分のみ。あと 244 の GY2 への信号をカットするのだけれども、これは R16 と R21 を外せばよい。


破壊活動は以上。


あとは抵抗を追加しつつショート。
やってみるとあっさり終了。

わくわくしながら QuartusII を起動……。


キターーーーー(゜∀゜)!!!
JTAG だけじゃなくて Active Serial が選択できるよー!!

でもチキンな私は手元にあった FPGA ブレッドボード(借り物だけれども)でもってテストするのでした。

全くもって問題なかったので遂に 1chip MSX の更新にチャレンジ。


そして完了。(BGM:勝利のテーマ)

今回利用した、簡易互換回路だと AS コネクタを接続したら回路が停止してしまいケーブルを外すまで動き出さないという問題があるけれども、大した事ではないでしょ。書き込み終わったらケーブルを外すだけのお話。
ちなみに、ヒューマンデータさんのダウンロードケーブルキットだとその問題が回避されているのでより使いやすいのです。(使わせてもらったことがある)

あ、出荷時のROMイメージとっておくの忘れた……。
—–

Leave a Reply