コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

なんか以前からオシロスコープは憧れの計測器なのである。あれで波形観測をしている姿にあこがれるというかなんというか。
大学にいた頃実習で何度も使ってはいたんだけれども、それでも自宅にオシロスコープがある姿に憧れるといういささか変な固執があってみたり。

秋月電子の通販部でpico Technology 社の USB 接続 PC オシロスコープが取り扱い開始になっていた。
んまあ簡易オシロとして osziFox を持っている(もう秋月で扱っていないなコレ)わけだけれども。なんか信号が出ているかな、とかいったちょっとした計測には便利しているんだけれども「波形の確認」を行いたいと思ったらちょっときつい。PC接続用のシリアルケーブルもどっかいっちゃってるし。
ちと込み入った計測がしたいときもやっぱりあったりするのでエイやと買ってみた。
一番安い PicoScope 2202 だけれども。
まあ、2ch 2MHz の計測ができれば今のところ十分だし。


なんか思ってたよりでけえ。

pico Technorogy 社はパラレルや USB で PC に接続できる A/Dコンバーターを提供し続けている会社。ちょこっとしたアイテムで 数10kHz レンジの計測や PC でのデータロガーを提供している。
PicoScope はその延長で高速 A/D コンバータとそれなりなバッファを積んで、オシロスコープとして使えるようにしたもの。実のところハードよりもソフトウェアの方が価値が高かったりする。そこは老舗の会社、オシロスコープアプリの他に、データロガーアプリとスペクトラムアナライザアプリも付いてくるし、どれも枯れて安定している。
他の PC オシロスコープよりこれに惹かれたのはそんなソフトウェア面での魅力から。
PicoScope 2202 は low-cost entry モデルである。他はみんな 3000シリーズで、これだけ格下。分解能も 8bit (3000シリーズは 12bit)だし、バッファも 32kb しかないしと制約もあるので用途を考えて選択するが吉。特に 8bit ってのは結構荒いのでアナログの計測が目的だとちょっときついかも。

秋月電子で購入すると 1000円ほどのプローブを 2本付けてくれる。
このプローブに「1kHz の低周矩形波でシュートが出ないよう調整しやがれ」と書いてあったので、PSoC の PWM で 1khz を出力する様な物を作り、それで計測。


あー、この調整って等倍じゃなくて「x10(1/10に減衰)」するときの変形修正なのか。
つつがなく終了。

アプリの機能は満載というわけではないけれども、使い勝手は良くてなにも考えずに普通に使える。
もちろん、画面上の波形で「ここからここまで」と線を引いてその間の時間を計測したり、縦方向で振幅電圧を見たりといったことがサクサクできる。PCオシロスコープのメリットだよね。
トリガーの設定もシンプルながらにまあ悪くない感じで。


2現象なので I2C のチェックにも使える。まあ、3パケットぐらいしか画面に表示できないけれども。

繰り返しになるけれども、サンプル速度が 2MHz というよりも 8bit 階調の方がきつい制限になるのでそれを留意することかな。このエントリーモデルだと USB バスパワードで動くので取り回しの勝手は良い。
4万円という値段なので、この価格帯だと選択肢はたくさんあるのだよな。
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