コメを噛め

コメを噛め

rerofumi の電子工作メモ

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以前加速度センサーを用いた傾きジョイスティックを作成した。
このとき元としたソースコードはマウスデバイスの物だったので、加速度センサージョイスティックからちょちょいと一部戻して「加速度センサーマウス」を作るのはたやすいことだったりする。
取り敢えず、手始めにハードはそのままで戦闘機型の加速度センサーマウスのファームウェアを作ってみる。傾きでどれくらいの移動量にするかというあたりを上手く作るだけでなかなか快適なアイテムとなる。まあ、静止時でも手で持っているわけだから疲れるけれどもね。
(このときの試作ソースは紛失)

さて、今回のお題となるセンサーは感圧ゴムセンサー。


圧力を知るセンサーを探していて一番安くてそれっぽかったのがこの導電ゴムがたの圧力センサー。先端部分に導電ゴムが入っていて、通常時は電気が流れないけれども押し込むとゴムがつぶれて電気が流れるようになるというアイテム。ゴムの通電性という関係で途中の圧力でアナログ値変化するのだけれどもその幅が小さいので実質 on/off スイッチといったところ。


これをUSB実験ボードに接続。
今回センサーを 5つ買ってあるのでこれをマウスポインターの移動「上」「下」「左」「右」と「左クリックボタン」に割り当てて、そのようなマウスとなるようにPICのファームウェアを記述。
pic_usb_mouce.zip
ソースコード。
一応これでボタン入力型のマウスデバイスとして利用可能。

今回の本当の目的はこちら。


双丘型マウスパット。平たく言って、オッパイマウスパット。


横から見るとこんな。

こいつのそこに穴を開け。


先の感圧センサーをセットする。


樹脂型接着剤で目地止めし、固定すると。


完成。

まあ、センサーの試験時にわかってはいたけれども、操作性はぜんぜんなっていない。
本当は手のひらなりグーでなりで押し込むとか揉むとかすると操作できることを目指していたのだけれども、そううまくはいきませんで。


センサーのあるあたりを上から「ぎゅむ」っと指で押し込むと動作するマウスといった風情。
まあ、バカアイテムに実用性は求めるものではないですが。操作はともかく、押す事が楽しい一品ということにしときましょうか。

このへん、センサー次第でもちょっと良くなりそうなんだけれどもな。
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